2020年1月21日(火)白鳥地区

2020年06月28日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2020年1月21日(火)15:17-16:31【天気】晴れ曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】白鳥地区
【種名】オオヒシクイ,マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,オナガガモ,トビ,チュウヒad♀,ハイイロチュウヒ♂,ノスリ,カシラダカ(3科11種)
【メモ】午後3時に到着を目指して蕪栗沼に行き,ハイイロチュウヒの撮影をした。15:36いつものチュウヒ♀が,南側のヨシ原を低く飛び獲物を狙ってヨシの中に入った。それに驚いたカモたちが一斉に飛んだ。普段はチュウヒがいたからといって,一斉に飛ぶわけではないが,カモたちがいる水面を低く飛んで,ヨシ原に向かったので驚いたのだろう。チュウヒが出てその後すぐにハイイロチュウヒが現れた。南側土手から飛んできて,何度も土手の木の前のヨシ原を飛んで獲物を狙っていた。斜光だったが夕日に映えてきれいだったが,ISO100で始まって終わり近くはISO200にし,手持ちで撮影したが,満足な写真は撮れなかった。早くRの新しいカメラが出ないかな。1月25日にも行ったが,この日は条件が悪く,双眼鏡で見て,飛翔を楽しんだ。このハイイロチュウヒは,完全な成鳥羽ではないので,来シーズンもぜひ来てほしいものだ。ちなみにハイチュウ♀とコミミズクを見逃してしまった。

【写真】

チュウヒad♀/オオヒシクイとチュウヒad♀/チュウヒ♀に驚いて,オナガガモとヒドリガモの群れが飛んだ

ハイイロチュウヒ♂/チュウヒ成鳥♀腰の羽に若干白色部分がある/ハイイロチュウヒad♂

ハイイロチュウヒad♂(若鳥よりは成鳥に近い)

コハクチョウとオオヒシクイ/塒に降りたチュウヒ/夕日とセイタカアワダチソウ


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2020年1月17日(金)蕪栗沼・下鳥地区

2020年06月15日 | 蕪栗沼・白鳥地区

2020年17月日(金)14:12-16:32【天気】晴り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼
【種名】オオヒシクイ,マガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,ミコアイサ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,ヘラサギ,オオバン,タゲリ22+,エリマキシギ1,トビ,チュウヒ♂1・♀1,ハイイロチュウヒ♂1,ノスリ,モズ,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,カシラダカ(19科37種)
【メモ】午後から蕪栗沼にハイイロチュウヒを見に行った。南側駐車場から歩いていくと,まずメスのチュウヒがどんどん近づいてきたので撮影した。いつもいるメスのチュウヒだ。蕪栗沼にはヘラサギがいて,オオヒシクイの群れと一緒になって背眠していた。沼と沼の間の小径に戻ると,白鳥地区の方から蕪栗沼へ1羽シギが飛んできた。すぐに飛翔形からエリマキシギとわかったので撮影したがピントが合っていなかった。とりあえず越冬の証拠写真として掲載した。この個体の胸はハヤブサか何かに襲われたらしく,血がでたあとがあった。それから白鳥地区にでて,東側の堤防から沼を見ていると,東側上空にチュウヒが1羽いて,土手を越えて例によってヨシワラに飛び込んだ。それから,何も取れずに上にあがったのを見ると初列次列に横斑が見えた腰は横斑のある白で,チュウヒの♂とわかった。その後ろから,例によってまたいつものチュヒ♀が♂を追うようにやってきた。餌場争いという感じで,♂は南側の沼の方へ飛んでいってしまった。ふと上空を見るとタゲリの大群が白鳥地区上空を何度も旋回していた。それから4時過ぎになり,PM4:24にやっとハイイロチュウヒの♂が飛び始まった。良い写真は相変わらず撮れない。4;32まで観察・撮影して終わりにした。次回は,撮影場所を変えるつもり。
【写真】

チュウヒad♀ 初列には横斑があるが次列は不明瞭

チュウヒad♀顔盤は不明瞭,尾羽根中央は灰褐色/チュウヒad♂

チュウヒad♂          チュウヒad♀

ピンぼけだがエリマキシギ,胸の部分が猛禽にやられたのか負傷/ミコアイサ/チュウヒad♀。腰に白い部分がほとんどない。/チュウヒ♂

タゲリの大群が白鳥地区上空を何度も飛んでいた

チュウヒ♂    タゲリ

チュウヒ♂           前が♂,後ろが♀

チュウヒ♂           ハイイロチュウヒの時間となる

ハイイロチュウヒ。完全な成鳥羽にはまだなっていない個体

ハイイロチュウヒ♂


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2019年12月28日(土)蕪栗沼・周辺田んぼ

2020年06月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2019年12月28日(土)10:30-14:25【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼,周辺田んぼ
【種名】オオヒシクイ,マガン,ハクガン幼鳥,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ミコアイサ,キジバト,カワウ,ダイサギ,ヘラサギ,オオバン,タゲリ,トビ,チュウヒad♀2,オオタカ幼鳥,ノスリ,モズ,オナガ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ(17科36種)
【メモ】年末で実家に寄るついでに蕪栗沼に行ってみた。まずは蕪栗沼で探鳥し,実家に帰ってお昼ごはんを食べて,帰りにまた沼に寄ってみた。夕方前には帰らなければならなかったので,ハイイロチュウヒの時間前に沼を後にした。
まず,チュウヒの成鳥♂♀,幼鳥♂♀の識別だが,①下面の初列風切と次列風切に黒っぽい横斑があるのが成鳥♂,成鳥♀は初列風切に横斑があるが♂ほど明瞭ではなく次列風切はかなり不明瞭だ。幼鳥に横斑はない。その代わり幼鳥は頭部や頚部,胸部がクリーム色で独特の羽色なので,これは間違いようがない。成鳥の腰は♂はハイイロチュウヒのように全面白ではなく横斑が交じる。遠くから見ると全部白に見えるが,近くで見ると横斑があるのがわかる。成鳥♀はほとんど白い部分がない。要するに上尾筒の羽が全面白か,部分的に白か,ほとんどないかで,見え方が違う。チュウヒの♀も,一番良く飛んでいる♀は頭から体下面がほとんど一様の褐色味があるポピュラーな個体で,もう一羽は成鳥♀だが頭や頸部,胸部あたりが♂っぽい感じの個体だった。♂の写真を大きく撮りたかったが,たいてい土手から東側田んぼ上空を飛んでいて,そこから土手を越えて白鳥地区の中に入って採餌するパターンだった。ポピュラー成鳥♀は,どこにでも何回も出る感じで,まるで白鳥地区の制空権を握っているような感じがした。
【写真】

ミヤマガラスの群れ       オオタカ若鳥

オオタカ若鳥       ヘラサギ

オオタカ若鳥  チュウヒad♀  タゲリ

ジョウビタキ♀ マガン,オオハク,コハク ハクガンJ 

マガンとハクガン    チュウヒad♀

    チュウヒad♀     チュウヒad♀別タイプ

チュウヒad♀別タイプ 2タイプ飛翔上が別タイプ 蕪栗沼の風景


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2019年10月30日(水)蕪栗沼

2019年11月04日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2019年10月30日(水)14:13-16:23【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼周辺
【種名】オオヒシクイ,マガン,カリガネ19(①成鳥10幼鳥2不明1+②成鳥2+③成鳥2幼鳥2),シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,トビ,チュウヒ(幼♀2,成♂1,不明1),オオタカ成鳥,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,スズメ,オオジュリン(12科29種)
【メモ】前回の台風19号から1週間後,午前中大学の講義を終え,午後から蕪栗沼にシジュウカラガンとカリガネを探しに行った。蕪栗沼の土手を走っているとチュウヒの♀幼鳥とオオタカ成鳥が飛んでいて,オオタカは小鳥を追いかけていた。野谷地の田圃にシジュウカラガンが計10羽ほどいたが,大きな群れはまだのようだ。カリガネのポイントに行ってみると,遠くの田圃に13羽いるのが見えた。ふと,運転席側の田圃を見ると,すぐ近くにカリガネ成鳥2羽がいたのはラッキーだった。その他,時間的にも場所的にも重複しない成鳥2幼鳥2がいたので,計19羽観察できた。沼に戻り,白鳥地区の堤防から見ると,腰の白い部分が狭いチュウヒの成鳥♂が飛んでいた。それと違う成鳥も飛んでいたので,計4羽いたことになる。田圃の水もほとんど引いたが,まだ稲刈りが終わっていない田圃も多くあった。
【写真】

   

よく晴れた午後の蕪栗沼の土手/水が引いていた/チュウヒ

  

白鳥地区のバンディング畦道はまだ冠水/野谷地に展開するマガンの群れ/柿

  

チュウヒ♀幼鳥/シジュウカラガン

  

マガン/シジュウカラガン/マガン

  

カリガネ13羽   拡大        カリガネ成鳥

  

カリガネ成鳥    マガンの若鳥    カリガネ親子

  

カリガネ親子              チュウヒ


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2019年10月14日(月)・15日(火)蕪栗沼

2019年11月03日 | 蕪栗沼・白鳥地区

2019年10月14日(月)8:59-9:52,15日(火)9:51-10:20【天気】曇り,晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼周辺
【種名】キジ,オオヒシクイ,マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,トビ,ノスリ,モズ,カケス,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,オオジュリン(13科26種)
【メモ】甚大な被害をもたらした台風19号が抜けた月曜日と翌日,蕪栗沼に行ってみた。まずは実家に行ってみると,予想通り,けっこうな被害があった。蕪栗沼周辺と南方に行ってみたが,非常に多くの田んぼが冠水していた。道路も冠水や稲わらで通行できない箇所が相当あった。まだ稲刈りをしていなかったり,稲をあげていなかった場所もかなりあったようだ。冠水して沼のようになっている田んぼや道にハクチョウの群れがいたり,まるで冬期湛水田のようになっている田んぼにマガンの大群があちこちにいた。シジュウカラガンやカリガネ探しどころではないことは田んぼの状況や被害状況を見ればわかることだ。翌日は天気がよく公休日だったので行ってみたが,天気はよかったが,水は昨日よりはだいぶ引いていた。
【写真】

  

 マガンの幼鳥と成鳥/本来水のない場所でエサを捕まえたダイサギ

  

 マガン成鳥/冠水した道路と田んぼのオオハクチョウとコハクチョウ

  

 冠水の状況

  

マガンの群れ/コハクチョウ

野谷地の全景

 


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2019年9月28日(土)蕪栗沼

2019年10月23日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2019年9月28日(土)9:45-11:55【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼
【種名】キジ,オオヒシクイ6,マガン45+,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ++,コガモ,カイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,タゲリ1,ツルシギ幼羽3,コアオアシシギ幼羽1,ウズラシギ幼羽3,エリマキシギ幼羽1,ミサゴ,トビ,ノスリ,カケス,ヒバリ,ショウドウツバメ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ(16科27種)
【メモ】沼シギとマガンを見に蕪栗沼に行った。初夏のツルシギ夏羽,秋のウズラシギは例年蕪栗沼で見ることができるので,行ってみたらやはりいた。羽数は少ないが,例年だと10月,11月初旬まで観察できる。今日は,ツルシギとコアオアシシギ,エリマキシギ,それにタゲリ(今シーズン初認)もいた。ガン類はマガンとオオヒシクイ。ハクチョウ類はいなかった。
【写真】

  

カワウ。いつも止まっている枯れ木が折れてしまっていた。/マガン

  

ツルシギ幼羽    ツルシギ幼羽    ツルシギとコアオアシシギ

  

ウズラシギ幼羽とエリマキシギ幼羽    タゲリ


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2019年4月18日(木)蕪栗沼

2019年04月18日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2019年4月18日(木)15:24~16:05【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼
【種名】キジ,マガン,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,カンムリカイツブリ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ツルシギ夏羽8,トビ,ヒバリ,カワラヒワ,オオジュリン(11科15種)
【メモ】大沼にはツルシギがいるが,夏羽になりきっていないので,蕪栗沼ならいるかもしれないと思い,ちょっと午後から行って見た。伊豆沼を一周して,早々に蕪栗沼に行き,北側駐車場について驚いたのが,白鳥地区から土手を低く越えてマガンの大群が田圃に降りたことだ。まだ,こんなにいるの?という感じで大きな群れが2グループに分かれ田圃で採餌していた。大きい方は500+,小さい方は200羽くらいだった。秋や冬に見るマガンとは風景自体が違うからか,とてもカラフルに見えた。金色のアイリングマガンもとても美しかった。時間がなかったので,いるかもしれないカリガネをちょっと探したが見つからなかった。それから,ツルシギ期待で沼に行くと8羽が採餌していた。1羽は完全に夏羽だったが,何しろ遠かった。
【写真】

  

キジ♂(伊豆沼)蕪栗沼周辺でもけっこういた。 ツグミ

  

畦から飛ぶマガン  金色アイリングマガン マガン      

  

ツルシギ夏羽


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2018年12月2日(日)蕪栗沼

2018年12月02日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/12/2(日)6:18-9:24【天気】晴れ 【レンズ】24-105,100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,北浦
【種名】マガン,シジュウカラガン,オオヒシクイ,オナガガモ,トビ,ノスリ,ハヤブサ,チョウゲンボウ(3科8種)
【メモ】前回が塒入りだったので,今回は飛び出しを見ることにした。実は,蕪栗沼の飛び出しをきちんと観察したのは,学生時代に続いて2回目という少なさ。たいてい,獅子鼻で見て伊豆沼・内沼から蕪栗沼のコースか,化女沼で飛び出しを見て,蕪栗沼の早朝ということになっているので,意外と(今回でたった2回)少ない。しかし,蕪栗沼に関しては,「昇る朝日は加護坊に蕪栗沼に照り映える」と大貫小学校の校歌にあるので,家母号山山頂から,望遠レンズで飛び出しを撮るというのが昔からのアイディア。しかし,いつも家を出るのが遅れて果たせていない。
閑話休題。さて,今回は気合いを入れ,カメラ3台で白鳥地区遊水池2つに絞って観察・撮影した。できれば正面に飛んでほしいのだが,みんな加護坊山の向きに飛んでしまうので,横向きしか撮れず,しかもぶれるので思ったような写真は撮れなかったが,圧巻の飛び出しだった。
【写真】
  
■夜明け前の加護坊山と箟岳山/朝日と採餌地に向かうガン/白鳥地区遊水池のマガン,シジュウカラガン
  
■霜が付着した葉/白鳥地区
  
■飛び出し
  
■シジュウカラガンと飛び出し(夜明け前)
  
■夜明け前採餌地に向かう群れ/夜明け前でまだ暗い。シジュウカラガンとマガン
  
■朝日を浴びて飛び出すシジュウカラガンとマガン
  
■マガンの飛び出し。シジュウカラガンの群れの方が先に飛び出した。
  
■オオヒシクイのランディング
  
■ハヤブサ若鳥/コチョウゲンボウ♀



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2018年11月25日(日)蕪栗沼

2018年11月25日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/11/25(日)14:59-16:45:【天気】晴れ 【レンズ】RF35-105mm,EF100-400Ⅱ EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃
【種名】オオヒシクイ,マガン,ハクガン,シジュウカラガン(1科4種)
【メモ】塒入りを観察するために午後から蕪栗沼に行った。実を言えば,塒入りそのものを見ることは大学時代からほとんどなく,さらに蕪栗沼となると,おそらく5回あるかないかだ。理由は単に早く家に帰らないとという理由だけだが。前回はいつだったか忘れたが,たぶんリバーサルフィルム時代で,当時は当たり前だがカメラではなくビデオカメラで撮影していたと思う。何しろ36枚しか撮れないから。その時は,ガンが塒入りが終わった後,今度はカモが土手すれすれにビュンビュン飛んで田圃に行くのを驚いていたのを覚えている。その時は白鳥地区の土手にウズラもいたような。もちろん,ハイイロチュウヒの塒入り観察をしていれば,必然的にガンの塒入りも見ることになるが,塒入り自体を見るのとは全然違う。今回は,EOSRで撮影したが,本当に暗視カメラのようで,実際の写真と見た目では風景が全く違う。動画撮影で見ると分かるが,単に群れでやって来て沼にきりもみして入ると言うわけでもなく,それぞれの群れの行動を追っていくと,それぞれ違うというのもわかった。となりの沼から一気に移ってきたりもする。ところで,毎日寝る場所というのは,群れやファミリーで決まっているんだろうか?
【写真】
  
■蕪栗沼のオオヒシクイがいる風景と飛翔
  
■オオヒシクイ,シジュウカラガン,マガン,ハクガン
  
■シジュウカラガンとマガンの塒入り。白鳥地区/月



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2018年11月24日(土)蕪栗沼

2018年11月24日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/11/24(土)9:34-11:25【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,小塩地区
【種名】キジ,オオヒシクイ,ヒシクイ,マガン,ハクガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,キジバト,カワウ,ダイサギ,コサギ,オオバン,トビ,オジロワシ,チュウヒ,ノスリ,コチョウゲンボウ♀,モズ,カケス,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,シメ,ホオジロ(17科37種)
【メモ】普通の時間に行ったためか,寒い割には空気の揺らぎがあった。オジロワシが1羽いつもの辺りに止まっていたので撮影しに行った。あとからもう一度近くに止まったのを見に行ったが着く前に飛ばれてしまい,青空に高く上昇して行ったまではよかったが,その後,トビ2羽にモビングされてかなり起こっていそうな感じだったが,結局,遠くへ追いやられてしまった。沼や白鳥地区にはマガンが戻ってきていた。帰りに小塩の湛水田を見に行ったが,ここは空気の揺らぎがもっとすごかった。
【写真】
  
■オジロワシ成鳥/チュウヒ幼鳥♀
  
■ホオジロ♀/カワウ/マガン



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2018年11月18日(日)北浦,蕪栗沼

2018年11月18日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/11/18(日)13:52-15:00【天気】晴れ 【レンズ】RF24-105,EF500Ⅱ
【場所】北浦,蕪栗沼
【種名】オオヒシクイ,マガン,ハクガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ(1科6種)
【メモ】午後からの観察だったので,最初に三本木で高速を降りて,北浦に向かった。ちょうどよくマガンとシジュウカラガンの大群がいて,その数の多さに圧倒された。広い田圃一面にシジュウカラガンが所狭しと採餌していた。蕪栗沼に行くとハクガンが広い北側田圃にいるのが遠くから見えて,急いで車を走らせたが,到着のかなり前に飛ばれてしまって,途中で車を停めて,飛んでいくのを撮影した。久々に午後の加護坊山をバックに野焼きの煙が立つふるさとの広大な田圃の上空をガンが飛ぶ姿を見,また白い月が中空に浮かんで,その下に野焼きのオレンジの炎のコントラストが印象的だった。
【写真】
  
■手前の田圃を見ていて,ふとその向こうの田圃を見たら,シジュウカラガンでいっぱいだったという話。
  
■シジュウカラガンの群翔/どうも今シーズンのハクガンは飛んでるところしか撮れていない。
  
■月/ふるさとの山々と野焼きとガンの群れ。子どもの頃から見慣れた風景/野焼きと月



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2018年10月28日(日)蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃

2018年10月28日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/10/28(日)8:42-9:51【天気】晴れ 【レンズ】RF24-105mm EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼周辺田圃
【種名】オオヒシクイ,マガン,カリガネ,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,ツルシギ,トビ,チュウヒ,ノスリ,モズ,オナガ,ヒバリ,スズメ,ホオジロ(10科23種)
【メモ】伊豆沼の飛び出しを見てから,カリガネポイントに移動するのに,近道したら,道をかなり間違い,多くても30分で着くところが1時間以上かかってしまった。ポイントに到着すると早速3羽ほどいて,場所を移動するとシジュウカラガンが3羽いるところから10mくらい横に5羽いた。帰宅時間が迫っていたので,あまりよく見なかったが,もう少しいたと思う。それから蕪栗沼に移動し,ツルシギなど見て,シーズン最初の鳥見に満足して帰った。
【写真】
  
■最初の田圃のマガンの群れの中に3羽いた。
  
■別の田圃に移動して見ていたら,さっきの田圃の群れが飛び,慌ててこのあたりかなと思って適当にシャッターを切ったら,偶然にもカリガネが写っていた。
  
■シジュウカラガンが3羽いた。その近くにカリガネの家族がいてマガンと張り合っていた。
  
■5羽かろうじて写った。/蕪栗沼近くの道路沿いに大群がいつもいる田圃。ここの群れは道路に近いところにたくさんいるので,ちょっと車の中からレンズを向けただけで,ミヤマガラスみたいに盛大に飛んで行ってしまう。
  
■白鳥地区南側遊水池に降りるマガンの大群/蕪栗沼のオオヒシクイ/ツルシギ



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2018年8月21日(火)大崎市

2018年08月21日 | 蕪栗沼・白鳥地区

2018/8/21(火)15:56-16:05【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】大崎市
【種名】コウノトリ♂1,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ(2科5種)
【メモ】8月4日,長町IC下り出口ランプ付近で低空を飛んでいくコウノトリを見たが,走行中だったため写真を撮ることができなかった。その後,鳥友のSさんからこのコウノトリについて連絡をいただき,孫が帰った後(笑い),急いで見に行った。途中のポイントに到着し,そこから電話をして場所を教えてもらった。その周辺にいるはずだという土手をちょっと走ると,近くにいたのかすぐ目の前に飛んできた。いったん見つけると大きいのでどこにいても見えた。長町IC上空で嘴の付け根と足の赤いのを確認していたが,目の前で見るそれは,かなり赤く,背中には発信器が取り付けられていた。左右の足輪の色を確認し,「翔」と名付けられた♂であることを確認した。羽毛は手入れがいまいちなのか,それとも擦り切れているのかわからないが,けっこうぼさぼさだった。それにしても,嘴も顔も普通の鳥と比べると大きいだけに,かなりまがまがしい(失礼)感じがした。この一帯は広大で田圃が「奥深く」,水路も自然に近い様子で,サギがたくさんいるくらいなので,餌も豊富なのだろう。何はともあれ,こんな広い田圃でよく発見したものだと感心しきりだった。持つべきは鳥友で感謝をしたい。
【写真】
  
  
■コウノトリ翔♂



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2018年5月1日(火)蕪栗沼・白鳥地区

2018年05月01日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2018/5/1(火)13:52-14:23【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,白鳥地区
【種名】コブハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,キンクロハジロ,カワウ,アオサギ,チュウダイサギ,ヒバリ,オオヨシキリ,セッカ,ホオジロ,ホオアカ,オオジュリン(6科17種)
【メモ】田谷地沼から,古川を通って蕪栗沼にやってきた。途中,田舎庵でラーメンを食べようと思ったが,休みで残念だった。白鳥地区の土手を上がってみると,すぐ近くにホオアカ♂がいてしきりにテリトリーソングを歌っていた。足輪があったので,ここで最近バンディングされたものか,あるいは違うところかわからないが,部分的に識別できるくらいには撮影できた。それからシギチを探しに蕪栗沼に行ったが干潟状になってコンディションは最高にもかかわらず,午後で熱かったせいか,1羽の鳥もいなかった。もどって,もう一度白鳥地区を見ると,年齢の異なるコブハクチョウ成鳥3羽がいた。最後に別のホオアカ♂を見て終わりにし,蒲生海岸へと向かった。
【写真】
  
■バンディングの足輪が付いたホオアカ♂S 部分的には読めるが・・。
  
■近くにやって来たが,あいにく向きが逆で足輪が読めず。
  
■オオアラセイトウの花(大紫羅欄花)/アオサギとチュウダイサギ
  
■まだカモ類は残っている/コブハクチョウ成鳥
  
■違う場所のホオアカ♂成鳥


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2018年2月4日(日)登米市

2018年02月19日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2018/2/4(日)9:18-9:38【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】登米市 ※カテゴリーは南三陸,伊豆沼,蕪栗沼のうち,どちらかというと蕪栗沼に近いので暫定的に蕪栗沼とした。
【種名】マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,キジバト,ダイサギ,カナダヅル幼羽1,ムクドリ,ツグミ,スズメ,カシラダカ++(8科13種)
【メモ】情報をいただいて,午後に豆畑に直行したが,10分前に塒に帰ってしまい,1週間待ってやっと見ることができた。豆畑にはいなくなっていて別の場所にいるからと案内をお願いして行って見ると,オオハクチョウやコハクチョウと採餌していた。少し飛んで(別にあの距離なら歩いてもいいと思ったが),別のハクチョウの群れに行き,その餌場を奪って採餌していた。去年のソデグロヅルに続いての飛来だが,とてもきれいなツルを見ることができた。感謝!
【写真】
  
  
  
  
  
■走って飛んでランディング。前後2,3秒かかっていた。羽ばたきを繰り返して離陸し,ブレーキをかけて小走りに走って止まる。
  
  
■餌場にいるハクチョウたちは,カナダヅルが来るとそこそこに退散し,草の根を掘り返して柔らかいところを食べているのを余裕で見ている感じだった。
  
■時々頭を傾けて上空を警戒する仕草を見せていた。/ハクチョウとカナダヅルの風景。ハクチョウはオオハクチョウとコハクチョウの混群。コハクがほとんど。


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