私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

ホシムクドリが増加中とか。ネタ切れでヒバリ。

2024年11月13日(水)南三陸漁港

2024年11月14日 | 南三陸漁港

■2024年11月13日(水)8:13-8:55【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】南三陸漁港
【種名】コクガン成鳥103幼鳥30、オナガガモ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ(6科8種)
【メモ】伊豆沼の飛び出しの後、県北道路~三陸道を通って、志津川から漁港巡りをし、いつもと逆コースでコクガンやカモメの観察・撮影をした。志津川ではいつもの防波堤に行ってみたが、各世代オオセグロカモメが少ししかいなかった。近くの漁港でも全然おらず、波伝谷に移動したが、ここは防波堤の大々的な工事が行われており、カモメの姿は全く見当たらず、川に少しいたくらい。ここから追波湾まで、今日は天気が良かったためか、みんな沖に出ている様子で、いつもは1羽くらいはいるワシカモメも、またセグロカモメもいなかった。コクガンは一か所のエリアにいたが、他のポイントでは見かけなかった。比較的近くにいて、遠いところに分散していなかったので数えやすかった。3回数えて、成鳥103・幼鳥30とした。みんな必死にアマモをオオバンと食べていたので、あまり飛ばず、飛んだと思ったのはオナガガモだった。以前は、コクガンと一緒にいるオオバンが、コクガンのアマモを横取りするものとばかりひいき目に見ていたが、後年、逆だったことがわかり、少なからずショックを覚えた。
【動画】
コクガンとオオバンのアマモ採餌
【写真】
  
オオセグロカモメの幼羽・第1回冬羽~成鳥冬羽までいた。この場所は、光線の関係でカモメ類が向いている方向が違うと、あとで写真を見ると、背の色がやたら薄くなったり、濃くなったりするので注意が必要。実際に見ているもので確認するのと、写真でも種類によって顔つきや頭の形などが違うので先入観を持たずに見るのがいい。3枚目の写真には♀型2羽が写っている。
  
ウミネコ/100mmで撮影。コクガンの群れ
  
成鳥だがかわいい感じがした/オオバンと幼鳥。幼鳥がしきりに付け狙っている/こちらは成鳥とオオバン
  
真ん中は幼鳥/アマモを食べる成鳥。咥えたら飲み込む。


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