私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2006年2月11日(土)岩井崎他

2006年02月19日 | 南三陸漁港
■2006/2/11(土)9:00-13:00【天気】晴れ
【場所】北上川~相川漁港~波伝谷~岩井崎~大川
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ヒメウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,コクガン13,マガン4(通過),オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,シノリガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チュウヒ,オオバン,タゲリ,イカルチドリ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,ユリカモメ,キジバト,ハクセキレイ,タヒバリ,モズ,ツグミ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,シジュウカラ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,カワラヒワ,ベニマシコ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(19科54種)
【備考】コクガンと大型カモメ類を見にいつものコースを走った。月浜から白浜まではカワウ,ヒドリガモ,スズガモが多い。例年だとカンムリカイツブリとハジロカイツブリの大群が見られるのだが,この日は,ほとんど数羽しかいなかった。チュウヒが葦原をゆったりと飛び,上空ではノスリがカラスにモビングされていた。土手からカワウやカモメ類を見ていると草原にタゲリがいた。たいていは田圃で見るので,土手の草原という環境で見るのは初めてだ。相川漁港は,ワシカモメの第1回冬羽と第4回冬羽がいたが,第4回の方はすぐに飛んで行って照明灯の上に止まった。下から見るとただ大きいだけで何カモメかわからない状態だ。漁港にはイカルチドリの群れがいて採餌している。たいてい,4,5羽いつもいる。コンクリート斜面についた藻を食べているようだ。この藻というのは,カモ類やカモメ類も食べている。南三陸町の波伝谷付近は時々コクガンが見られる。今回も3羽ほどいたが,遠かったので撮影はしなかった。本吉町の大沢漁港(?)もいつも立ち寄る場所だが,この砂浜ではワシカモメの第3回冬羽とセグロカモメの第1回冬羽がいた。最後は目的地の岩井崎だが,行ってみると満潮に近く,コクガンが遠くに見えるばかりだったので,「海の市」に行って,海鮮丼を2日連続食べて(前日は出張で気仙沼)時間をつぶし,戻ってみるといつものポイントにコクガンが13羽いて採餌していた。近くにエンジンをかけて止まっている車があって,コクガンたちはいつもより警戒心が強かった。羽縁の白い若鳥が半数近くいた。今年度,コクガンを見た場所としては,蒲生,田代島,石巻雲雀地区,波伝谷,御伊勢浜の計6カ所である。
【写真】
  
■カワウのランディング/コクガンの群れ,羽縁が白いのが若鳥
  
■セグロカモメ第1回冬羽/ワシカモメ第1回冬羽/ワシカモメ第3回冬羽



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