■2007/10/2(火)7:50-9:30【天気】曇り時々晴れ
【場所】蒲生干潟・海岸・養魚場池,周辺耕地
【種名】カワウ,ゴイサギ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ若鳥,チョウゲンボウ♀,{トウネン幼羽7,ハマシギ幼羽3,コオバシギ幼羽1,ミユビシギ幼羽2},キアシシギ幼羽3,ソリハシシギ幼羽2,タシギ1,オオセグロカモメ幼羽,ウミネコ,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,シジュウカラ,ホオジロ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科36種)
【備考】コオバシギが来ているという情報をいただいて,さっそく見に行った(とは言っても土日月出勤で火曜日が休みだったのだが)。最初に赤沼に寄るとノビタキやカワセミがいた。シギチは全然で蒲生に向かった。サギのコロニーは1羽も残っていなかった。日和山の下の葦原にカワセミとソリハシシギがツーショットだったのだが,撮影はできなかった。七北田川河口ではミサゴがダイビングを繰り返していたが獲物なし。導流堤を歩いて海岸に行ったがシギチの気配なし。干潟の中程から対岸の葦原を見るとミサゴが止まっていたので,しばらく見ていた。ミサゴの足の爪はゲームのクレーンが十字についているような感じ。サギも当たり前のしかいない。仕方なく海岸に行くと,サーファーが相変わらず多い。これはもういないかと諦めかけていたところに,海からこちらへミユビシギ2羽が飛んで目の前の渚に降りたと間もなく,コオバシギ,ハマシギ,トウネンが続いてやってきた。長い渚線でわざわざ自分の目の前にやってきたので,探す手間が省けたというか,感謝感激だ。何事も無心が大事(この場合は諦めだったが)。順光に回るため,渚を行ったり来たりしているチームコオバシギの背後(つまり海の中)に回った。白い泡が渚を行ったり来たりして,それに合わせてシギたちも行ったり来たりしているいつもの光景だ。けっこう膝まで波が来て長靴にも水が入ったが,重いのでちょうどいい。コオバシギはやはり首を縮めて,忙しく動き回ってこそコオバシギだ。首を伸ばして立ち止まると変なオバシギに見えてしまう。実は,個人的にコオバシギを蒲生で見たのは何と大学時代以来だから,30年ぶりくらいだ。他の場所だって,HPやブログを立ち上げてからは見ていないので,かなり貴重。昔は蒲生でアジサシ・コアジサシと同様,当たり前に見られたシギだ。さて,10分くらいお付き合いしていたが,浜に上がって流木の近くに行って小休止,羽繕いを始めた。ぶるぶるやって海水を飛ばし,丁寧に羽繕いをする。これがまた10分くらいやっていたが,他のシギたちはお先にまたちょこちょこ動いて砂浜で餌を探している。しかし,せいぜい流木から幅3メートルの範囲で動いているだけで,コオバシギの周りを他のシギたちが動いている感じだ。そういった意味ではチームコオバシギ(トウネン幼羽7,ハマシギ幼羽3,コオバシギ幼羽1,ミユビシギ幼羽2)というところか。いつまでもこの状態でいそうだったので,静かに後ずさりしながら退却し,釣師浜に向かった。
【写真】
■浪の勢いが速く,走っては間に合わないので慌てて飛ぶ,また戻る,また走って逃げる
■渚で採餌する/渚をすたすた歩くコオバシギ,この感じがコオバシギらしい。
■ミユビシギと羽繕いするトウネン
■首を伸ばすとどうもオバシギ的になってしまう。コオバシギというとやはり小太り顔の大きいオバシギのイメージだ。
■この個体はかなりの幼羽なので顔もオバシギに似ているし,やややせ気味なので体型的にオバシギに近いが,コオバシギというとやはり,上面の鱗模様に見える羽衣が特徴だが,これはサブターミナルバンドがあるためだ。
■キアシシギ幼羽,ファインダーを覗いたら何となく透明感がある感じだったので撮影した。
■赤沼周辺田圃のノビタキ/赤沼のカワセミ/蒲生海岸のヒバリ
Copyright(C)2007 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】蒲生干潟・海岸・養魚場池,周辺耕地
【種名】カワウ,ゴイサギ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ若鳥,チョウゲンボウ♀,{トウネン幼羽7,ハマシギ幼羽3,コオバシギ幼羽1,ミユビシギ幼羽2},キアシシギ幼羽3,ソリハシシギ幼羽2,タシギ1,オオセグロカモメ幼羽,ウミネコ,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,シジュウカラ,ホオジロ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科36種)
【備考】コオバシギが来ているという情報をいただいて,さっそく見に行った(とは言っても土日月出勤で火曜日が休みだったのだが)。最初に赤沼に寄るとノビタキやカワセミがいた。シギチは全然で蒲生に向かった。サギのコロニーは1羽も残っていなかった。日和山の下の葦原にカワセミとソリハシシギがツーショットだったのだが,撮影はできなかった。七北田川河口ではミサゴがダイビングを繰り返していたが獲物なし。導流堤を歩いて海岸に行ったがシギチの気配なし。干潟の中程から対岸の葦原を見るとミサゴが止まっていたので,しばらく見ていた。ミサゴの足の爪はゲームのクレーンが十字についているような感じ。サギも当たり前のしかいない。仕方なく海岸に行くと,サーファーが相変わらず多い。これはもういないかと諦めかけていたところに,海からこちらへミユビシギ2羽が飛んで目の前の渚に降りたと間もなく,コオバシギ,ハマシギ,トウネンが続いてやってきた。長い渚線でわざわざ自分の目の前にやってきたので,探す手間が省けたというか,感謝感激だ。何事も無心が大事(この場合は諦めだったが)。順光に回るため,渚を行ったり来たりしているチームコオバシギの背後(つまり海の中)に回った。白い泡が渚を行ったり来たりして,それに合わせてシギたちも行ったり来たりしているいつもの光景だ。けっこう膝まで波が来て長靴にも水が入ったが,重いのでちょうどいい。コオバシギはやはり首を縮めて,忙しく動き回ってこそコオバシギだ。首を伸ばして立ち止まると変なオバシギに見えてしまう。実は,個人的にコオバシギを蒲生で見たのは何と大学時代以来だから,30年ぶりくらいだ。他の場所だって,HPやブログを立ち上げてからは見ていないので,かなり貴重。昔は蒲生でアジサシ・コアジサシと同様,当たり前に見られたシギだ。さて,10分くらいお付き合いしていたが,浜に上がって流木の近くに行って小休止,羽繕いを始めた。ぶるぶるやって海水を飛ばし,丁寧に羽繕いをする。これがまた10分くらいやっていたが,他のシギたちはお先にまたちょこちょこ動いて砂浜で餌を探している。しかし,せいぜい流木から幅3メートルの範囲で動いているだけで,コオバシギの周りを他のシギたちが動いている感じだ。そういった意味ではチームコオバシギ(トウネン幼羽7,ハマシギ幼羽3,コオバシギ幼羽1,ミユビシギ幼羽2)というところか。いつまでもこの状態でいそうだったので,静かに後ずさりしながら退却し,釣師浜に向かった。
【写真】
■浪の勢いが速く,走っては間に合わないので慌てて飛ぶ,また戻る,また走って逃げる
■渚で採餌する/渚をすたすた歩くコオバシギ,この感じがコオバシギらしい。
■ミユビシギと羽繕いするトウネン
■首を伸ばすとどうもオバシギ的になってしまう。コオバシギというとやはり小太り顔の大きいオバシギのイメージだ。
■この個体はかなりの幼羽なので顔もオバシギに似ているし,やややせ気味なので体型的にオバシギに近いが,コオバシギというとやはり,上面の鱗模様に見える羽衣が特徴だが,これはサブターミナルバンドがあるためだ。
■キアシシギ幼羽,ファインダーを覗いたら何となく透明感がある感じだったので撮影した。
■赤沼周辺田圃のノビタキ/赤沼のカワセミ/蒲生海岸のヒバリ
Copyright(C)2007 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.