■2009/4/18(土)11:54-14:13【天気】晴れ・曇り 4/19(日)8:31-10:52 晴れ・曇り
【場所】鳥の海,新田
【種名】カイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヨシガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,チゴハヤブサ♀,キジ,オオバン,コチドリ,シロチドリ,メダイチドリ,ハマシギ,オバシギ,ミユビシギ,イソシギ,オオソリハシシギ,チュウシャクシギ,ユリカモメ,ホイグリン系カモメ4,オオセグロカモメ,シロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,(カワセミ),ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ノビタキ,ツグミ,ウグイス,メジロ,ホオジロ,オオジュリン,カワラヒワ,マヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(26科56種)
【概要】広瀬川ばかりでなくそろそろ,鳥の海に行かねばならないと思い,2日間続けて通った。18日はちょうど潮が引いて干潟がまもなく出るという時間で,防波堤の先端にいたシロカモメやオオセグロカモメが防波堤近くの干潟に移動して(まだ瀬は出ていないが),採餌を始めた。そこへオオソリハシシギの群れがやってきて,カモメたちの周りをぐるぐる回りながら,餌を取り始めた。天気は多少曇っていたが,シロカモメの白が,水辺によく映え,向こうの松林の緑やうるさく飛んでいるエンジンパラグライダーの色が鮮やかだった。帰りに自動車道建設中の新田の用水路脇に,カワラヒワ風の小鳥の大群が行き来する自動車が通るたびに群れで飛んではまた降りるのが見えた。近くに行ってみるとそれはマヒワの群れだった。しかし,この日は意外と交通量が多く,観察して2,3分もしないうちにバイクのおじさんに驚いて,阿武隈川の方へ遠く飛んでいってしまった。メスだけはかろうじてよく見ることができたが,オスはいまいちだったので残念だった。いつも早朝に青葉山公園で見ていたが明るいところでしかも田圃の広いところで見るのもはっきり見えていい。翌日は,そういえばノビタキが渡る時期と思い,8時30分過ぎではもう遅いと思ったが(これまでは朝早いと結構見られる確率が高かった),用水路に沿ってゆっくり走りながら行くと,2羽の♂を見つけた。1羽は来た方向にさっさと飛んでいってしまったが,もう1羽は,車から降りても,行ったり来たり電線に止まったり,フェンスに止まったりして労せず,写真も撮ることができた。電柱の支持線に止まった写真は近すぎて大きすぎた。
鳥の海に着いて防波堤のシギチを観察したり,対岸の防波堤上のオオソリやチュウシャクシギの群れを見ていると,向こうから白い大きなカモメが飛んできたので,おっシロカモメだと思い,シャッターを切った。シギチの大群が休息している防波堤のずっと先の方にユリカモメの群れを中心に大型カモメが休息していた。その中にホイグリン系カモメがいたが,これは来る前にいつもの黄色いフロート近くにいた負傷ホイグリン系カモメとは間違いなく別個体で,よく見ると,他に2羽いた。都合4羽いたことになる。帰りはまたしても,マヒワの群れがいるのを期待したが,昨日ほどの群れではなかったが,同じ場所にいた。今度はあまり車もバイクも来なかったので,ゆっくる見ることができた。
毎年通うフィールドには季節季節に同じような光景が繰り返されるが,これは環境が保持されているということだから,良いことなのである。珍しい鳥が出ればそれは鳥を見る意欲付けにはなるが,毎年出る鳥が確実に出た方が,大学時代からセンサス中心に鳥をやってきた自分としてはうれしいものなのだ。
Copyright(C)2009 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】鳥の海,新田
【種名】カイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヨシガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,チゴハヤブサ♀,キジ,オオバン,コチドリ,シロチドリ,メダイチドリ,ハマシギ,オバシギ,ミユビシギ,イソシギ,オオソリハシシギ,チュウシャクシギ,ユリカモメ,ホイグリン系カモメ4,オオセグロカモメ,シロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,(カワセミ),ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ノビタキ,ツグミ,ウグイス,メジロ,ホオジロ,オオジュリン,カワラヒワ,マヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(26科56種)
【概要】広瀬川ばかりでなくそろそろ,鳥の海に行かねばならないと思い,2日間続けて通った。18日はちょうど潮が引いて干潟がまもなく出るという時間で,防波堤の先端にいたシロカモメやオオセグロカモメが防波堤近くの干潟に移動して(まだ瀬は出ていないが),採餌を始めた。そこへオオソリハシシギの群れがやってきて,カモメたちの周りをぐるぐる回りながら,餌を取り始めた。天気は多少曇っていたが,シロカモメの白が,水辺によく映え,向こうの松林の緑やうるさく飛んでいるエンジンパラグライダーの色が鮮やかだった。帰りに自動車道建設中の新田の用水路脇に,カワラヒワ風の小鳥の大群が行き来する自動車が通るたびに群れで飛んではまた降りるのが見えた。近くに行ってみるとそれはマヒワの群れだった。しかし,この日は意外と交通量が多く,観察して2,3分もしないうちにバイクのおじさんに驚いて,阿武隈川の方へ遠く飛んでいってしまった。メスだけはかろうじてよく見ることができたが,オスはいまいちだったので残念だった。いつも早朝に青葉山公園で見ていたが明るいところでしかも田圃の広いところで見るのもはっきり見えていい。翌日は,そういえばノビタキが渡る時期と思い,8時30分過ぎではもう遅いと思ったが(これまでは朝早いと結構見られる確率が高かった),用水路に沿ってゆっくり走りながら行くと,2羽の♂を見つけた。1羽は来た方向にさっさと飛んでいってしまったが,もう1羽は,車から降りても,行ったり来たり電線に止まったり,フェンスに止まったりして労せず,写真も撮ることができた。電柱の支持線に止まった写真は近すぎて大きすぎた。
鳥の海に着いて防波堤のシギチを観察したり,対岸の防波堤上のオオソリやチュウシャクシギの群れを見ていると,向こうから白い大きなカモメが飛んできたので,おっシロカモメだと思い,シャッターを切った。シギチの大群が休息している防波堤のずっと先の方にユリカモメの群れを中心に大型カモメが休息していた。その中にホイグリン系カモメがいたが,これは来る前にいつもの黄色いフロート近くにいた負傷ホイグリン系カモメとは間違いなく別個体で,よく見ると,他に2羽いた。都合4羽いたことになる。帰りはまたしても,マヒワの群れがいるのを期待したが,昨日ほどの群れではなかったが,同じ場所にいた。今度はあまり車もバイクも来なかったので,ゆっくる見ることができた。
毎年通うフィールドには季節季節に同じような光景が繰り返されるが,これは環境が保持されているということだから,良いことなのである。珍しい鳥が出ればそれは鳥を見る意欲付けにはなるが,毎年出る鳥が確実に出た方が,大学時代からセンサス中心に鳥をやってきた自分としてはうれしいものなのだ。
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