私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

阿武隈川河口のカモメたち。カモメ成鳥冬羽も増えてきた。

2009年5月2日(土)江島・航路

2009年05月19日 | 江島・航路
■2009/5/2(土)10:15-13:45【天気】晴れ
【場所】女川町江島,航路
【種名】オオミズナギドリ,ハシボソミズナギドリ,ウミウ,ヒメウ,ゴイサギ,ビロードキンクロ♂,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,アマツバメ,コゲラ,ハクセキレイ,サンショウクイ,ヒヨドリ,モズ,イソヒヨドリ,アカハラ,ツグミ,ヤブサメ,ウグイス,センダイムシクイ,キビタキ,エナガ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,アオジ,クロジ,マヒワ,カワラヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(23科37種) その他 クジラ2SP
【メモ】ずいぶん久しぶりに連休に江島に行った。海鳥類はミズナギドリ2種類が遠くに見えただけでウトウも見ることができなかった。天気が悪くてガスでもかかっていればたくさん見られるのだが,凪で天気も良かった。江島近くでビロードキンクロと,クジラと思わしき2頭の黒光りのする背中が見えた。島は全島メジロ,センダイムシクイという状態で,シメの数も多かった。どういうわけかゴイサギが飛んで,岩礁の上に降りるのを見た。キビタキは以前見ていたポイントで♂♀で♂がしきりに自分を離そうと,何度も出ていたので,営巣していたのだろう。ハヤブサはペアで,かなり長い時間,いつもの絵になる松の木に止まっていた。営巣はどうなっているのだろうか。場所によって繁殖時期が違うらしいが,2羽で動きもせず1時間くらい同じ場所にいた。繁殖しているとするとカラスとかウミネコなんかもハヤブサのヒナを襲うのだろうか。某所の海に面した断崖のハヤブサは,毎年営巣するが,カラスが邪魔をしてなかなか繁殖できないと言っていたが,ここはどうなのだろうか。
【写真】
  
■マヒワ/センダイムシクイ1羽と行動していたメジロ
  
■メジロとセンダイムシクイ 旧小中学校記念碑の後ろに植樹されているサクラ(の一種)の木に2羽でいた。
  
■以前,観察した場所とほぼ同じ範囲内にいたキビタキ♂。♀も1羽いた。/ウグイス
  
■舗装された小径で餌をついばんでいると思って見たらシメだったという話/突然,目の前の電線に直線的にすごい勢いでやってきて止まったアトリ♂夏羽。周りを探したがどういうわけかこの1羽だけだった。/アマツバメ,群れがびゅんびゅん飛んでいた。以前,7月に行ったときも群れで飛んでいた。
  
■まるで盆栽のような松の木に止まっているハヤブサのペア/またしてもシメ/至る所にいるセンダイムシクイ
  
■今回全島センダイムシクイ状態だったので,センダイムシクイの特徴である黄白色の頭央線もよく見ることができた。/キビタキ♂。何度も同じ個体を観察することができたが,何しろ葉の陰。
  
■「歩けば郭公」(山頭火)ではなく,歩けばセンダイムシクイ/ウミネコのペア
  
■もしウミネコの嘴に黒い部分がなかったら,目の周りの美しい赤と嘴の赤でかなりおしゃれな感じの鳥になったと思うのだがどうだろうか。色は使いすぎてもよくありませんね。


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