私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2009年7月18日(土)野付半島

2009年07月27日 | 北海道
■2009/7/18(土)9:45-11:10【天気】曇り時々雨
【場所】野付半島(標津町・別海町)
【種名】アオサギ+,トビ,オジロワシ8,タンチョウ6,メダイチドリ+,トウネン,キアシシギ++,オオジシギ1,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,ノビタキ,シマセンニュウ++,カワラヒワ,ハシブトガラス(12科16種)
【メモ】7月の3連休はかねてからの計画通り,18日(土)19日(日)にシマフクロウとフルマカモメの白色型をメインに道東で鳥見をすることにした。1ヶ月ほど前から養老牛温泉の藤やさんと知床ネイチャークルーズさんに情報をもらいながら,毎日ライブカメラや掲示板を見つつ,シマフクロウは何時頃,何羽やってくるのか,ネイチャークルーズで見られるのはどんな種類か見当をつけつつ,本番に臨んだ。しかし,天気予報は土日は天気が下り坂で,土曜日が曇り時々雨,日曜日は雨,そして月曜日が晴れという最悪のパターン。これは土曜日に勝負をかけるほかないと決めた。シマフクロウについては夜出るのだから,何の問題もない。
 17日は19時30分頃初の新幹線で八戸まで行き,そこから青森まで特急,青森から札幌まで急行「はまなす」で18日6時に札幌に着いた。丘珠空港に移動し,8時のANAで中標津空港に移動した。これは列車で行くより時間も経費もずっとお得だ。9時過ぎに空港に着き,レンタカーで野付半島を目指した。
 野付半島は曇りで遠景は霞んでいる。原生花園をシマセンニュウはじめいろいろ飛び回っているのは見えたが,羅臼に12時30分まで着かなければいけないので,野付灯台の手前の駐車場までまず行くことにした。オオジシギが飛び,タンチョウが2羽かなり遠い距離で採餌しているのを見,ナラワラ付近ではオジロワシが4羽ほど飛んだり,ネイチャーセンター前の干潟ではキアシシギと,メダイチドリ,トウネンがいたが何しろ近くないし,曇りと小雨なので証拠写真程度の撮影をした。結局,ざっと見て,羅臼に移動したが,帰りに今は営業していない民宿の母屋裏の庭先に餌付けをしているのか,タンチョウが2羽いてディスプレイをしていた。
 羅臼のネイチャークルーズに期待して,国道を3年前の冬のようにひた走りに走った。(午後の知床ネイチャークルーズに続く)
【写真】
  
■タンチョウ/カワラヒワ/シマセンニュウ
  
■オジロワシ成鳥。オジロワシは若鳥を含めナラワラ付近の海岸部には普通に見られた。
  
■ナラワラ付近のアオサギの大群/民宿裏のタンチョウ成鳥。一羽は珍しく足輪をつけていなかった。


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