私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2010年1月18日(日)タンチョウ大崎市

2010年01月18日 | 観察図鑑
■2010/1/18(日)13:47-14:14【天気】晴れ,曇り
【場所】大崎市
【種名】カワウ1,ダイサギ,アオサギ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガン,オオヒシクイ,トビ,ハイイロチュウヒ♀1,タンチョウ成鳥1,ハシブトガラス(6科11種)
【メモ】磯浜・釣師浜・新松川浦漁港のカモメウォッチングに出かけ,釣師浜に着くころ,タンチョウを今,現地で見ているところだという情報をいただいた。急ぎ釣師浜・松川浦漁港を見て,チビシロがいないことを確認し,山元ICから大郷ICで下りて,目的地へ向かった。しかし,午前中いたはずのところにアオサギやダイサギはいるがタンチョウはいない。水路にいたというので,この一帯を探せばいるはずだと思い,一番南側の川から見ることにした。川沿いの道を行くと,1,2分前までそこにいたらしい。そこといってもけっこう遠いが,ぐるっと見回すとちょうど南側の耕地の畦で採餌していた。それでも距離はかなり遠い。タンチョウでなければ捨てている距離だ。逆光だったが,背景にマガンやオオヒシクイが飛んだり,雪が田んぼにところどころ残っていたり,なかなかよい景色だ。しばらく見ているとハシブトガラスがちょっかいを出しに行ったが,何しろ相手にされなかった。周りが土地改良区で大々的に田んぼの暗渠や耕地整理がされているところなので,釧路湿原や春国岱,野付半島などとは風景が違う。このタンチョウはかなり警戒心が強く,車でゆっくり順光から回ったが,普通では考えられないくらい遠い距離で飛ばれてしまった。あとはお気に入りの場所付近で採餌していた。石巻の話などいろいろしていると,ハイイロチュウヒの♀がすぐ近くを飛んでいったり,カワウが1羽何となくまぬけた感じで飛んでいったりした。ナベヅルの時は見に行ったが,ソデグロヅルやトキは土日も仕事で見に行けなかったので,今回は見ることができてよかった。持つべきは鳥友である。帰り際にお会できたので御礼を述べて帰った。
【写真】
  
  
  


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