私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

蕪栗沼の月にハイチュウを狙ったが、天気予報が変わり、曇りで断念。鳥の海以外の在庫アップ完了。明日から鳥の海。

2011年3月9日(水)青葉山公園

2011年03月09日 | 青葉山・広瀬川
■2011/3/9(水)7:50-7:54【天気】晴れ
【場所】青葉山公園
【種名】アオサギ,オシドリ,マガモ,カルガモ,コガモ,キジバト,カワセミ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,シジュウカラ,スズメ,ムクドリ,ハシブトガラス(11科14種)
【メモ】青葉城のお堀の跡である「長沼」ではオシドリの小群が見られる。このオシドリは以前HPにも書いたが,大学野鳥の会に入って活動を始めた1976年当時は見られなかった鳥種の一つだ。植物園のセンサスの際,飛んでいたのを一度だけ見たことがあるくらいで,当時は観察されなかったカワアイサと同じだ。今,中ノ瀬橋~大橋~評定河原橋の間では1年中ごく普通に見られるオシドリだが,その当時は観察できなかった。もちろん他の方々は観察していたかもしれないが。長沼一帯は博物館や青葉城址,青葉山市営コートなど人工物も多いが,広瀬川と相俟って変化に富んだ自然環境がある。5月になると中学生のテニスの試合で土日は歓声が周囲に響くが,それまでのシーズンは美しいサクラの季節があったり,本当にすばらしいフィールドの一つだ。
【写真】
  
■オシドリ夫婦と言われるが,この時期観察しているとなかなかいろいろな関係が見られる/オシドリ♀
  
■♂2羽に♀1羽が付いて行動していたが,どちらの♂とペアなのか,またはペアになる前なのかよくわからなかった。
 
■オシドリ自体はもちろん美しいのだが,周囲の緑を映した水面もまた美しい。