私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2011年3月6日(日)弥富野鳥公園,鍋田干拓,藤前干潟

2011年03月06日 | 県外・国外・その他
■2011/3/6(日)11:06-14:29【天気】晴れ時々曇り
【場所】弥富野鳥公園,鍋田干拓,藤前干潟
【種名】カンムリカイツブリ,カイツブリ,カワウ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,コガモ,キンクロハジロ,ホシハジロ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,セグロカモメ,カモメ,ズグロカモメ,ミサゴ,ケリ,シロチドリ,ダイゼン,ハマシギ,ダイシャクシギ,イソシギ,オオソリハシシギ(8科25種)
【メモ】今回の名古屋フェリー往復の旅のキーワードは,とにかく休暇に徹するということだったが,とりあえず時間もあるので弥富野鳥公園,鍋田干拓,そして名高い藤前干潟をまわってみることにした。最初に弥富野鳥公園に行ったが,周囲は歩けないということだった。ちょうど探鳥会が10:00に出発ということで,探鳥会と一緒なら回れるということで,遠くにいるカワセミとノスリを見て鍋田干拓に行った。ケリはいそうな所には当たり前にいたが,めぼしい鳥はいそうになかった(本当はいるところにはいるのだろうが)。そこでここも早めに切り上げ,藤前干潟に行って驚いた。干潟というよりは広大な河口から中流域にかかる巨大な川の中州という感じで,とにかくこんな広い川は宮城県には決してなく(北上川,旧北上川,阿武隈川の比ではない),さらにシギチやカワウ,カモ類,カモメ類もたくさんいるが,広いだけに何しろ「遠い」のだ。その反動か,メジロやケリの拡大写真を載せてしまったというわけだ。まず,シギチだが,ダイシャクシギとダイゼン,シロチドリ,千羽単位のハマシギ,それに1羽オオソリがいた。カモメ類はセグロカモメとカモメが目立ったが,全部で10羽くらいいるというズグロカモメもいた。今回は夏羽移行個体2羽と,まだ冬羽の2羽の計4羽観察した。スコープを担いで一日じっくり見れば本当に楽しい場所だが,やっぱり遠かった。しかし,偉大な干潟であることは間違いなく,ここを残す運動した方々に感謝したい。
【写真】
  
■ケリ成鳥/虫を食べるメジロ
  
■ダイシャクシギ,大型カモメの群れ,カワウ/カモの群れ,ダイゼンの群れ,カモメ/ズグロカモメ


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