私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2013年10月21日(月)蒲生海岸

2013年10月21日 | 蒲生海岸
■2013/10/21(月)10:07-11:36【天気】晴れ
【場所】蒲生海岸
【種名】カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,オオバン,シロチドリ1,ダイゼン幼羽5,ハマシギ幼羽15,キアシシギ幼羽2,オオソリハシシギ幼羽2,ウミネコ,オオセグロカモメ,キジバト,ハクセキレイ,ヒバリ,スズメ,ハシボソガラス(13科23種)
【メモ】振休の月曜日,晴れた日の蒲生にやってきた。午前中はゆっくり見ることができる日だった。ミサゴが対岸でダイビングし,魚を1匹捕まえて,ぐるっと回ってこちらの方に飛んできて,目の前を誇らしげに通過していった。時間的に干潮のはずが潮の引きが十分でなく,靴下を脱いでズボンをまくり上げ長靴は濡れるともったいないので,裸足で膝までくるところをじゃぼじゃぼ入って対岸に出た。離れたところでシギチ類を観察,撮影し,ダイサギとコサギの一群が魚を捕まえにやって来たところを見ると,コサギがヌマガレイを咥えていた。浜に出ると鳥の海方面にプラントの建物が見え,工事中の堤防の山がいくつが見えた。これが完成した暁に砂浜がどうなるかは定かではないが,鳥の海の外浜のように堤防の前が砂浜になるか,あるいは海流の関係で以前の深沼のように堤防ぎりぎりまで浸食されるか,これはできた後でないとわからない。
 導流堤に行くと先週見た個体と思われるキアシシギのペアがいた。日和山に戻る頃には干潟がだいぶ出てきて,最後にオオソリ,ダイゼン,ハマシギの群れを見て引き返した。
【写真】
  
■何となく秋の気配を感じる干潟とダイゼン幼羽
  
■ミサゴのダイビング。ホバリングで狙いを定め,急降下からダイブするまで1秒以内。ダイブする直前に魚を捕まえるために足を突き出してダイビング。ダイブから水中に入って魚を捕まえた後,水面に出,羽ばたいて離水するまで3秒以内だった。
  
■目の前を獲物を掴んで飛んでいった。魚は当然生きており,鋭い爪ががっちりくい込んでまるで魚雷を搭載した零戦のような感じで飛んで行く。魚が憐れ!
  
■高さ7m強の防波堤工事が進んでいる。詳細は「明日へつなぐ」 仙台湾南部海岸堤防復旧プロジェクトに詳しい。
  
■ダイゼンとキアシシギ幼羽
  
■ダイゼン,ハマシギ,オオソリハシシギ幼羽


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