私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

今日も明日も日中、2,3℃。これは寒い。早く暖かくなってほしいですね。写真は1月11日の伊豆沼。

2014年12月30日(火)化女沼・蕪栗沼

2014年12月30日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2014/12/30(火)6:48-12:01【天気】靄・薄曇り
【場所】化女沼、蕪栗沼
【種名】オオヒシクイ、ヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、トビ、オオタカ若鳥、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ(18科39種)
【メモ】化女沼でシジュウカラガンの飛び出しを見るため、家を6時に出たが、現地に着くとあたりは靄がかかっていて、なかなかよい感じだった。ダムに行くと何人かいて、正面のシジュウカラガンの群れを見ていたE-Studentで測ってみると約80mくらいの長さに広がっていた。7:10頃にマガンの大群が飛び出し、7:19頃にシジュウカラガンの群れの本体が飛び出した。その後、蕪栗沼に行き、白鳥地区と蕪栗沼を半周で引き返すコースを歩いた。土手の道をゆっくりEVで走って行くと、道が凍結していることもあり、あまりでこぼこはなかった。途中、シメやカシラダカ、それにアトリの大群が道路脇の灌木に止まっているのを見ながら、橋を渡り、南側駐車場に向かった。まだ、誰もいないようで白鳥地区と蕪栗沼の間の畦道を歩いて行くと、すぐにオオタカが木に止まっているのを偶然見つけて撮影した。あちらもびっくりしたがこちらもびっくりして、ピントを1.5mの近くの小鳥撮影用にセットしていたのですぐにピントが合わず、結局4枚しか撮れなかった。以前、鳥の海で木に止まっているチョウゲンボウを撮影した時、チョウゲンボウが逃げる時に脚を木に引っ掛けて、バランスを崩し、慌ててもとに戻ってから飛んでいったのを見て、思わず笑ってしまったが、このオオタカはそんなことはなかった。沼に行くとオオヒシクイに混じって4羽ほどヒシクイもいた。あとはオジロワシもおらず、来た道をそのまま戻って終了となったが、小道では小鳥がたくさん観察できた。ホオジロ、カシラダカ、アオジは道の真中で採餌。エナガ、シジュウカラ、ツグミ、ベニマシコは灌木にと、次々に現れる。冬の厳しい季節にどのようにして生きているのか、我家の庭の餌台に来る常連のシジュウカラ、ヤマガラ、スズメ50+、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリは幸せといえる。
【写真】
  
  
  
■6時56分頃から、マガンが飛び出しはじめ、シジュウカラガンも小群が飛び、その後7時10分に本体が飛び出した。
  
■川から飛び出したマガン/朝霞マガモの群れ/アトリ♀
  
■アトリとシメ/アトリ♂/沼への小道、オオヒシクイが飛んで行く
  
■道のすぐ脇の樹の枝に止まっていたオオタカ若鳥だが、すぐに逃げていってしまった。
  
■アオジ♂/カシラダカ/オオヒシクイ他
  
■マガンとオオハクチョウ、コハクチョウの群れ


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