■2021年12月25日(土)11:56-14:31【天気】曇り雪【機材】EOSR5+RF100-500・EF500Ⅱ×2
【場所】磯浜漁港,釣師浜,新地漁港,原釜・尾浜,松川浦漁港
【種名】オオハクチョウ、コハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒメウ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イソシギ1、ミユビシギ16、ウミネコ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、コチョウゲンボウ♀、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(13科36種)
【メモ】今日のメインは原釜・尾浜の岩礁のセグロカモメの観察と個体数のカウントだった。ところが,強風と雨交じりの雪で,最初の磯浜漁港は悪天候だったが、港内にはオカヨシガモの群れがいて、船揚場ではミユビシギが採餌していた。釣師浜砂子田川河口にはカモメの姿はなく,釣師浜漁港に行くと、港内にはキンクロハジロ、ホシハジロ、スズガモ、それにあとでわかったコスズガモがいた。水路の方にはホシハジロとコガモ、オオバン。それから原釜・尾浜に移動して、岩礁にカモメの群れがいることをまず確認し,松川浦漁港(外港)に行った。午前中に水揚げがあったらしく,カモメたちが集まっていた。その中に明らかに♀型のワシカモメがいた。他はオオセグロカモメが主で,各年代(幼羽,第1回冬羽~第4回冬羽,成鳥冬羽)の個体を識別して撮影した。カモメは止まっているのと飛んでいる上面で何カモメの何羽とわかるが,翼下面からだと分からなかったりするので,それも撮影した。それから原釜・尾浜に戻って,岩礁の大型カモメを普段はほとんど使わない2倍エクステンダーをEF500に付けて撮影した。双眼鏡で見ると,かなりの割合でセグロカモメの各羽が見られ,成鳥ペアでいる個体も多かった。千葉の銚子漁港に行くと、ほとんどセグロカモメで,次にオオセグロカモメが多く,その中にタイミル,カナダ,アメリカセグロ,モンゴル、シロカモメ、ミツユビといったカモメがいる。しかし,宮城県内では9月から12月にかけて南下してくるセグロカモメとオオセグロカモメ,タイミルカモメなどの群れが通過していくだけで,漁港でのセグロカモメの群れははそれほど多くない。ちなみにこの日、岩礁にいたセグロカモメは19羽だった。
【写真】
磯浜漁港 船揚場のミユビシギ冬羽
フレッシュな第1回冬羽のオオセグロカモメ/ユリカモメ第1回冬羽/オオセグロカモメ第1回冬羽になりかけ
かなり擦れてしまっているオオセグロカモメ第1回冬羽/典型的なオオセグロカモメ第4回冬羽/典型的なオオセグロカモメ第3回冬羽
オオセグロカモメ第3回冬羽,成鳥冬羽,第3回冬羽
オオセグロカモメ成鳥冬羽,第2回冬羽/セグロカモメ6羽
ワシカモメ成鳥冬羽/セグロカモメ3羽/セグロカモメ3羽
コスズガモ♂とキンクロハジロ♂ ホシハジロ♂とスズガモ♀
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