私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

やっと昨シーズンのコアジサシ観察記録アップを終了しました。次は、9月の鳥の海のシギチです。ヨロネン、アオバトも登場。

2022年7月10日(日)自宅庭、周辺公園

2022年07月10日 | 庭に来る鳥

■2022年7月10日(日)17:30-19:30:【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】自宅庭、周辺公園
【種名】カルガモ1(上空通過)、キジバト3、カワウ1(上空通過)、トビ4、モズ♂1、ハシボソガラス1、ツバメ1、ヒヨドリ2、コムクドリ400+、スズメ3、イソヒヨドリ♂1幼鳥1(11科11種)
【メモ】山形から関山峠経由で帰宅したあと、庭仕事をしていて、ふと目を上げると、庭前の電線に止まっている小鳥がいた。そのうち、10数羽の群れが南西の方角から飛んできて通過していった。あれ、コムクドリだ!と思い、書斎に戻ってカメラを持ってきて、コムクドリを探すと、道路沿いの電線に、いっぱい止まっている。甘えん坊のイソヒヨドリ幼鳥も一緒にいる。撮影しているうち、また群れが来て、電線から一斉に飛び立つと公園方向に飛んで行った。公園は地区の清掃作業をする場所なので、歩いてもいいが、車に乗って急いで行った。すると、公園のマツにたくさんのコムクドリが止まっている。ここは親子連れの遊び場、老人たちの散歩コースになっているので、けっこう人が通るが、そんなことはお構いなしに、枝で羽繕いをしている。もっと上から見たいと、鉄塔まで歩いて行くと、そこにもたくさんのコムクドリ。撮り放題ではないか。そのうち、何かがきっかけで、下の方にいた大群が一斉に群れをつくって飛び出した。その数、あとからPC画面でカウントすると400羽以上いた。おそらく、ここから6時30分頃になると、飛び立って塒入りするということになるのだろう。
【写真】

  
電線のコムクドリとイソヒヨドリ幼鳥/コムクドリはほぼ垂直にふわっと上がってまた降りる行動をする。 
  
一斉に飛び出した群れ。旋回してまた公園に戻ってきた。
  
そのアップ/国見生協から見ていると、この風景から飛んでくる。

  
パークタウンの新造成地と七ツ森/すぐ近くにいたコムクドリ
 
かわいい/今宵の月


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2022年7月10日(日)蔵王馬の背

2022年07月10日 | 宮城蔵王

■2022年7月10日(日)7:27-9:00【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蔵王馬の背
【種名】カッコウ1、アマツバメ2、ヒバリ1、ウグイス+、イワヒバリ1、ビンズイ4、ウソ♂♀(7科7種)
【メモ】2階の書斎の窓から蔵王がくっきり見えたので、イワヒバリの幼鳥を見に蔵王に行った。7時30分前にハイラインのゲートに着くと、係の方が7時30分前だから、無料だよと言ってくれたので通過した。まだ、名物の焼きトウモロコシの車が到着していない駐車場に車を止め、最初にリフト乗り場に向かった。ここにはウソもホシガラスも、カヤクグリもいなかったが景色は抜群にきれいで、月山をはじめ、山並みがきれいに見えた。そこから、御釜に行くために馬の背を歩き、ロープが切れたところから御釜に向かった。御釜が見える柵沿いに歩くとビンズイが鳴いていて、ちょっと行ったり来たりした。そこから5分も行かないうちに、ふと柵の下を見ると、イワヒバリが1羽、餌を探していた。距離的には2mはない。柵が切れるちょっと手前まで、イワヒバリが採餌するのを見ていた。この間、つかまえたのは甲虫2匹という少なさ。柵が切れるあたりで飛んで行ってしまったので、少し上に行くことにして、ちょっと歩き、休憩で最近購入したカメラ代わりの途中からiPad miniを取り出して写真を撮り、動画も撮影した。360°カメラとかで撮るより、自分でiPadを水平に構えてぐるっと一周する方がよほどきれいだ。途中お会いしたAさんからポイントには全然いないというお話を聞いたので、ちょっとだけ歩くことにして、10mくらい登ると、またすぐ近くにおそらく先ほどの個体がやってきて採餌を始めた。ずっと雨続きだったためか、餌になる虫が全然 いないようだった。餌をくわえていれば、幼鳥の居場がわかるが、今日はだめということで、下山した。駐車場で、Aさんにウソがいるのを教えられ、撮影できたのはよかった。時間が早かったので、チゴハヤを見に行ったがいなかった。途中、猿倉で食べたジンギスカン丼がやたらおいしかった。
【写真】
  
天気がよく山並みもきれい/ビンズイ
  
必死で囀っていた/御釜/別のビンズイ
  
ふと柵の下を見るとイワヒバリ成鳥が歩いていた。
  
餌を一生懸命探しているが見つからない。しかし、何とか1匹。
  
100mmだとこんな感じ/2匹目の甲虫をくわえたが落とす。
  
どこかな-と探している/見つけてくわえた。
  
アップ/一瞬に飲み込む/また探しに行く。
  
ハクサンチドリは花の盛りを過ぎたがきれい/また、探しに行く。
  
アップ/甲虫からするとイワヒバリは巨大だが、周りの植物より小さい/シラネニンジン。
  
前回同様、ヒバリがいた/また探す/ここで一休み
  
ビデオでは頭掻きを撮影した/構図を考えているうちにビンズイに飛ばれた。
  
眼下の市街地と遠い山並み/ウソの♂♀がいた。これは♂。ウソ♂はハイラインを登る途中にもいて、かなりいい感じだったが、車を降りて、レンズを構えたら飛ばれてしまった。

カッコウ


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