■2023年10月14日(土)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500mm、EOSR5+RF16mmSTM
【場所】宮城県海域
【種名】マガモ、カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、フルマカモメ、オオミズナギドリ、カワウ、ウミウ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、タイミルセグロカモメ、トウゾクカモメ(6科16種)
【メモ】海鳥調査チャーター船に乗せていただき、カモメとコアホウドリの飛翔形を存分に撮影させていただいた。コアホウドリは嘴が成鳥のものとは異なる、少し汚れた感じの個体で、詳細はわからないが、幼鳥~若鳥個体をたくさん見ることができた。翼下面のパターンをできるだけ撮影し、個体識別に役立てた。きれいな濁りのない成鳥嘴個体より、少し暗めで濁りがあるような若鳥嘴個体が多く見られた。翼下面のパターンは、個体差で、成鳥だからといって、白い部分がどんどん増えていくということでもなさそうで、これは、幼鳥の時から、たくさん撮影する他ない。
カモメ類だが、今回は後ろからの飛翔形がよく撮影でき、特に目立って白っぽいカモメをたくさん撮影したところ、タイミルセグロカモメがほとんどだった。大型カモメ類の成鳥の個体数は少なく、幼羽や第1回冬羽が多かった。タイミルセグロカモメは、数は多くないが戸倉海岸、波伝谷漁港、相川漁港、大室・小室漁港、白浜海岸、蒲生海岸、鳥の海漁港、釣師浜漁港、松川浦漁港などで、成鳥夏羽、成鳥冬羽をほぼ例年まで数羽見ているが、幼鳥・第1回冬羽は、釣師浜漁港と松川浦漁港でしか見たことがないので、目の前でこうしてけっこうたくさん飛んでいるのを見たのは初めてだった。ホイグリンカモメ成鳥冬羽は、昨年有明海で見たが、何と言っても以前鳥の海漁港で目の前で見たのは、きれいだった。ちなみに県内ではその1回しか見ていないが、実際にはホイグリンカモメも来ているはずだ。
【写真】
いつも日中しか通らない風景/ 漁場の夜明け/ユリカモメ成鳥冬羽の群れ
オオセグロカモメ1W/オオミズナギドリ/最初に現れたコアホウドリAd
亀の子模様のタイミルセグロカモメJ-1w/オオセグロカモメ4W/2羽目コアホウドリ幼羽・若鳥
コアホウドリ成鳥。以下同一個体
同一個体/左がタイミル、右がセグロカモメJ-1W
3個体目コアホウドリの若鳥/4個体目成鳥一歩手前という感じの嘴の色
同一個体/セグロカモメJ-1W/セグロカモメJ-1Wとコアホウドリ5体目若鳥
コアホウドリ6体目かなり幼鳥に近い/フルマカモメ中間型
フルマカモメ同一個体
空中で羽繕いするオオミズナギドリ/タイミルセグロカモメJ-1W
オオセグロカモメ4W/オオミズナギドリ/タイミルセグロカモメJ-1W
コアホウドリ若鳥/コアホウドリ若鳥/オオセグロカモメ2W
コアホウドリ嘴も汚れた感じで個体差とはいえ、翼下面は白い部分がほとんどない幼若鳥/オオセグロカモメ2W
タイミルセグロカモメJ-1W/コアホウドリ若鳥
同一個体/セグロカモメ2/コアホウドリ若鳥
セグロカモメ4W/オオセグロカモメAdW/コアホウドリ成鳥
同一個体/オオセグロカモメJ-1W/この日最後の方に出現したコアホウドリ成鳥のとても美しい個体
これぞ、コアホウドリというとてもきりっとした美しい個体だった
コアホウドリ成鳥別個体/オオセグロカモメAdW/オオミズナギドリの群れ
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