私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

広瀬川を歩いたが、メジロとホオジロとジョウビタキしかいなかった。小鳥少なし。

2023年12月5日(火)蒲生干潟

2023年12月05日 | 蒲生海岸

■2023年12月5日(火)12:42-13:34【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】七北田川河口,蒲生海岸,蒲生干潟
【種名】コクガン21(成鳥14,幼鳥7),オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,クロガモ,ホオジロガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,タシギ成冬1,ミサゴ2、トビ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,オオジュリン(12科22種)
【メモ】帰宅途中で蒲生海岸に行き,あまり期待せず堤防の上に立ったところ,正面の干潟に,コクガンの群れが横一線になっているのを見つけた。河口の葦原の方の干潟は,釣り人がいるので,ここにはあまり居着けなくなっている。確かに,正面の場所なら,水浴びもできるだろうと納得した。早速,コクガンの家族を見分けようと100-500の100mmで時間をおいて撮影した。
<左> ・成・成|幼・幼・幼・成・成・成・成・成・成|幼・幼・幼・成・成|入江|成・成|成・成 <右>
グループ毎の成鳥幼鳥の数は,このような構成だった。右から,成鳥ペア2,小入江を挟んで,幼鳥5羽の家族,一番左端が幼鳥1羽の3羽の家族。そして,5羽の家族をしきりに威嚇していた真ん中の9羽。幼鳥3羽は確実だが,1羽がよく見えなかった。もしかしてもう1羽幼鳥もしくは若い個体かもしれない。そのうち,群れが飛び,16羽の群れに後から5羽合流したが,どこの群れがどういう順番で飛んで,どこの5羽が合流したのか分からずじまいだった。21羽の群れは一緒になって,海岸線を通過するあたりで,得意の背面飛行やきりもみをし,また,元に戻って沖の方に飛んで行ってしまった。
それから,クイナを見に行くことにした。お,いたかなと思ったらタシギで,その日はクイナは見ることができなかった。日和山の方に戻り,もう一度沖の方を見ると,太平洋フェリーの名古屋行きの船が見え,海岸近くにクロガモの群れが浮かんでいた。河口ではミサゴが1羽,2度ほどダイビングしたが,餌を採り損ねていた。すると,いつのまにかミサゴは2羽になっていて,南蒲生の方に飛んで行った。
【写真】
  
時間をおいて群れ全体を撮影
  
右側の2ペア/中央の家族の一部,5羽の家族を威嚇している/入江左の5羽の家族
  
左端の3羽の家族/中央の9羽/9羽と5羽の家族
  
16羽いるがどれだか分からず/左の5羽があとで合流/マガモは静か
  
タシギの成鳥冬羽/クロガモ/夜ではなく,朝6時過ぎの月。日の出が遅い。


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