私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2023年12月9日(土)十三浜・南三陸漁港

2023年12月09日 | 南三陸漁港

■2023年12月9日(土)7:39-10:40【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】十三浜~戸倉海岸
【種名】キジ、コクガン50+、コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ1、イソシギ1、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オオワシ成1、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、カシラダカ++(20科42種)
【メモ】前回2日早くて見られなかったオオワシは、前縁と小雨覆が全部白ではなく、部分的に茶色が混じった個体だった。普通の成鳥もいたということだった。コクガンは前回は湾に散開していたのがほとんどで、いつもの漁港にはいなかったが、今日は、どこに行っても近くで見ることができて、かえってきちんとカウントしないでしまった。3か所で50羽以上はいた。特に相川漁港では、船揚げ場にヒドリガモ(昔はアメヒもいたが)、コクガンの群れ、それにイカルチドリがいて、これは昔ながらの風景だ。ただし、船揚げ場のスロープは、震災後、新しく作り直されたものだが。後で数えると20羽ちょうどで、漁をした小舟が入ってきたので、これは飛ぶぞと身構えていたら、やはり全部飛んで、いい写真が撮れたかと思ったら、ピンが後ろだった。それから、波伝谷に行くと、またたくさんいたが、けっこうウォッチャーがいて、カウントだけして移動した。漁港には、前回いたワシカモメが、ゴジラマイナスワンばりに、咆哮していた。
【写真】
  
朝靄のハクチョウ/家族同士の争いオオハクチョウ。周りのコハクは知らん顔をしていた。/隣のモミの木?のてっぺんに止まっていれば、ツリーの飾りだったが。何しろかなり遠かった。
  
船揚げ場のコクガン家族とイカルチドリ
  
イソシギ冬羽/右端のウミウはぱっと見でチシマウガラス(嘴からヒメウ似ではない)に似ていたが、よく見ると、顔に何かついていたウミウ。
  
オオセグロカモメ♀型第4回冬羽/オオセグロカモメ3W/セグロ1W
  
ワシカモメ4W


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2023年12月9日(土)伊豆沼

2023年12月09日 | 伊豆沼・内沼

■2023年12月9日(土)12:05-12:20【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼2工区
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、マガン、シジュウカラガン、ハクガン50+(18+21+11)(1科5種)
【メモ】前回の2工区はハクガン29羽の群れだったが,今日は50羽以上の群れが2工区で採餌していた。アオハクガンを見つけようとしたが見つけられず,まだ、12時過ぎだったので,後から飛んでくるのかと思い,近くのハクガンを撮影していた。斜光だったので少し車を前に進めて観察・撮影した。それでも,いないね,などと思って距離的に一番近いハクガンの群れを見たら,その中にいて採餌していた。群れのリーダーらしいハクガンが,さかんにマガンや他のハクガンの群れを威嚇すると,一緒にアオハクガンの一羽が威嚇している。思わず笑ってしまった。見ている間に2回ほど他の群れを威嚇していた。観察・撮影が終わったので,群れに影響を与えないようにゆっくり移動し,かなり離れたところから見ていた。しばらくさきほどの畦近いところにいたが,11羽ほどの集団でマガンの群れをかき分け,少し中の方に移動して,また採餌していた。気温が高く,大気が揺らいだ日だった。ここのところ土日のどちらかしか,鳥を見ていないが,まだ暖かい日が続いている。
【動画】
ハクガンの家族。成鳥2、幼鳥3で、見張りの成鳥と、羽繕いする成鳥、そして、採餌・羽繕いする幼鳥。隣の田んぼにもマガンの群れの中にハクガンの群れ。

ハクガン成鳥4幼鳥2の家族かと思ったら、あとで左隣にいた成鳥3幼鳥1のうちの、幼鳥がやってきて、家族の前でしきりに採餌していた。あとでわかったが、家族の手前の方にシジュウカラガンの成鳥が1羽いた。

アオハクガン2羽。突然,群れのリーダーと思われるハクガンが移動して、別のハクガンの家族や、マガンの家族を威嚇していた。2羽のうち1羽のアオハクガンも一緒になって、威嚇していた。このアオハクガンは翼を広げて他の群れを威嚇し、活発だったが,もう一羽は、もっぱら採餌や羽繕いをしていたのもおもしろかった。
【写真】
     
ハクガンの群れ。大気の揺らぎがあるほど,気温が高かった。

  
  
  
羽繕いするハクガン成鳥/ここからアオハクガン2羽を含む群れ
  
  
ハクガンの群れの中で採餌していたが,1羽が威嚇に参加
  
翼を広げてさかんに威嚇していた。


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2023年12月9日(土)蕪栗沼

2023年12月09日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年12月9日(土)12:42-15:59【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】オオヒシクイ、マガン、カリガネ、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、クイナ、ヘラサギ1、トビ、ノスリ、アカゲラ、エナガ++、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ベニマシコ、オオジュリン(11科20種)
【メモ】伊豆沼から最後にハイチュウを見るために蕪栗沼にやってきた。白鳥地区の土手を歩いて行くと、土手下の灌木にエナガ30+の群れがいた。最初何の群れか分からなかったが、近くに来たらエナガだった。途中オオジュリンなどヨシワラに出入りするのを見ながら、蕪栗沼に行くと、オオヒシクイの群れが例によってたくさんいた。眼がルビー色のヘラサギもいたが、片足をあげて、1羽で寝ていた。それから、時間になったので、ハイチュウの観察に入ったが、今日は15時50分過ぎになって、やっと♂1が出たが、59分にはヨシワラの中に降りてしまった。寒い日ではなかったが、今日もここで切り上げて帰った。
【写真】
  
カリガネ成鳥2/蕪栗沼の様子/ヘラサギ成鳥
  
オオヒシクイ/ハイイロチュウヒ♂成鳥


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