■10月12日(土)・13日(日)19:40-21:54/3:46-4:33【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 R5+16STM
【場所】鷲の宿
【種名】シマフクロウ♂♀(1科1種)エゾシカ、キタキツネ
【メモ】根室中標津空港から鷲の宿に到着したのは、19:30頃で、空港から羅臼まで、初めて夜道を走ったが、何回も通っている道なので特に問題はなかったが、あとで聞くと目的としていた幼鳥と親3羽は17:30に生け簀にやってきたという。結局、今回は♂♀は見たが、幼鳥は見ることができなかったので、また来年行かなければならなくなった。
さて、到着してすぐに観察舎の指定席に座り、軽量三脚にカメラレンズをセットして、シマフクロウが来るのを待った。と思ったら、10分くらい過ぎてからふと見たら生け簀に♂がいる。この♂は、ライトから少し離れた上流の木に止まったあと、渓流の岩の上に降りて、そこからドボンと生け簀でない川の流れに入り、かなり、動き回って魚を捕まえようともがいていたが、結局、捕まえることができず、また、岩に上がり、そこから、枝に移動していた。動画で録ればよかったが、渓流に入って魚を獲ろうとしているのは、初めて見たので、つい、撮るよりは見てしまった。それから、何度か生け簀に行って魚を捕まえては食べていたが、もう何回も見たシーンだったので、下流に飛んでからは、いったん寝ることにした。何しろ、フェリーは朝が早いし、鷲の宿は夜がメインで寝不足になる。日付が変わって、3時過ぎに起きて観察舎に入ると、♂♀がいた。♀は近くの川岸にいて、大きく見える。♂は生け簀だが、一緒にいないで、対岸にいるのは初めて見た。ここに幼鳥がいればよかったが、結局見ることはできなかった。♂がそのうち上流の枝に止まったので、そう言えば彗星を撮影した時のように撮ればいいのかと思い立ち、ISO3200、F7.1、1”6の蔵王彗星撮影と同じ設定で、途中からは、セルフタイマー2秒でたくさん撮影し、「動かないでよ!」とか言って撮りまくったが、何枚かは、シマフクロウが動かず、細い羽毛がきっちり写っているのがあった。彗星より偉い。動かないのだから。これがEF500ⅡF4レンズだったら、もっときれいに撮れたろうなと思うが、前回、せっかく2本レンズを持って、何とか飛行機に手荷物で乗れたのに、アダプターを忘れて、EF500Ⅱは単なるお荷物になったトラウマがあるので、今回はR5Ⅱだしということで、持ってこなかった。来年、もう一度チャレンジだ。
【動画】シマフクロウ♂ ※ハイフレームレートの動画をたくさん撮影したが、ファイルサイズが1Gとか大きくて、今のところ掲載不可。
【写真】
星景色と照明灯/生け簀の♂
飛ぶところ/真っ暗な木に止まったので、最大ISO51200にしたら、姿が浮かんできた/少し見える木
渓流の石の上に降りて川に飛び込み、10秒くらいじゃばじゃばやっていたが、捕れず、石に上がってまた木上に。
ふと気づくと目の前に♀。♂と違ってかわいい/後ろにエゾシカ/やや明るいので彗星撮影設定で撮影
シマフクロウは動きはするが、止まるとちょっとは動かない。♂だがちょうど足環が枝に隠れて見えない/これは足環がないので♀
Copyright(C)2024 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.