私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2024年3月20日(水)・22日(金)・30日(日)野蒜海岸

2024年03月20日 | 奥松島・野蒜

■2024年3月20日(水)・22日(金)・30日(日)【天気】晴れ、22日曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口、野蒜海岸、洲崎、宮戸島
【種名】キジ♂1、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、コオリガモ♂1、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(21科44種)
【メモ】昨年末の29日にコオリガモがいるのを見つけてから、その後、どうなっているか気になっていたが、スズガモの群れに混じっているという情報をいただき、行ってみた。ここでは2回目だが、どうやら他の年にも来ているようだ。
一番の関心事は換羽だったが、写真で12月29日と比較してわかるように(同じ個体ならの話だが)、嘴はピンクの斑が不明瞭だったのが、ピンクになり、耳羽の黒斑がはっきり大きくなったが、他はというと、あまり変わらず、特に特徴的な長い肩羽は、白のまま。いったいこの個体はどうなってるの?という、自分の乏しい知見ではわけのわからない個体だ。1年目ではないという話も聞いているが、よくわからない。それにしても、写真に掲載してあるが、肩羽があんなに長いカモは、他にいるんだろうか?飾羽の一種みたいな感じだ。羽ばたいて、肩羽が目立つなどというのはあまりないのではないだろうか。
というわけで、コオリガモは北海道に行かなくても、時々やって来るので、数は1羽とかだが、県内で観察できるカモだ。夏羽を見たいなら、稚内の3月、4月と探鳥地ガイドには書いてあるが、最近はどうなのだろうか。それから、スズガモの群れに混じっていると、よく見ないとわからない。以前いたコスズガモは、さらにわかりにくかった。以前ホシハジロの群れに混じっていたオオホシハジロの♂もぱっと見では、わかりにくかった。これも以前情報をいただいて見に行ったアラキンは、1羽だけ離れていたので、探すのはそう難しくはなかった。
来年は何が来るのか楽しみだ。ちなみに12月29日に見て、3月20日(水)・22日(金)はいたが、30日(日)にスズガモの群れはいたが、コオリガモはいなかった。日曜日で釣人が多かったので、その日はいなかっただけかもしれない。
【動画】
▶スズガモの群れに混じり川にいるコオリガモの羽ばたき
▶川にいるコオリガモ背眠から一瞬起きる
【写真】
  
12月29日撮影/3月20日撮影
  
羽ばたき
  
コオリガモ/ハジロカイツブリ/ホオジロガモ
  
ホオジロガモ/ミサゴ/コオリガモ
  
3月22日撮影。羽ばたくと長い肩羽が目立つ
  
時々、スズガモに追われていた/ハジロカイツブリ。ミミカイツブリは河口より海上にいる。
  
ノスリ/キジ♂


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