会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

講座「地域フィールド」

2006-09-10 18:23:53 | 会津の文化づくり
カルチャーマネージャー講座

会津若松市NPO法人会津の文化づくり(簗田直幸理事長)による初のマネージャー養成講座がスタートした。6月より始まって3月まで月2回のペースで18回の講座である。県地域づくり綜合支援事業の認定を受けた講座。「環境考古学」などの文明論はじめ郷土史などの「会津学」、文化財論、文化景観論などを学ぶほか、野外学習やものづくり学習もある。講義は午後6時から9時まで。休まないで受講したいと思っている。今回は、6回目。初めての野外学習。~一箕風土記が丘づくり~のテーマで大塚山古墳、坊主山古墳、蒲生池(会津中央病院南)などをフィルドワークした。途中にある史跡「村北瓦窯跡」へ寄った。34度を越す暑さの中約1万歩歩いた。疲れたが有意義であった。

この史跡は、昭和45年6月14日から6月30日にわたって実施された居合団地造成にともなう埋蔵文化財発掘調査の結果発見された。古代窯跡である。5基発見され、3基埋め戻された。この窯は、地下式登窯の構造を有するもので、窯としては最初のものである。奈良時代に瓦を焼いた跡といわれ、会津地方では唯一の古代窯の遺跡として重要である。