会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

「美しい国 日本」が見えない

2006-09-30 11:34:41 | Weblog
首相の所信表明演説

 安部晋三首相は29日午後、衆参両院の本会議場で就任後初の所信表明の演説を行なった。伝統や自然を大切にする「美しい国」づくりを掲げ、イノベーションなどで経済成長を維持しながら行政改革、財政再建などを表明。
 『活力に満ちたオープンな経済社会の構築』
   ○ イノベーション25
   ○ アジア・ゲイトウェー構想
   ○ 日本文化産業戦略
   ○ 再チャレンジ支援策
   ○ 頑張る地方応援プログラム

 『財政再建と行政改革の断行』
   ○ 成長なくして財政再建なし
   ○ プアイマリー・バランスの黒字化
   ○ 筋肉質の政府
   ○ 道州制のビジョン
   
 『健全で安心できる社会』
   ○ 日本型の社会保障制度
   ○ ねんきん定期便
   ○ 新健康フロンティア戦略
   ○ 子育てフレンドリーな社会
   ○ 世界一安全な国、日本」

 『教育再生』
   ○ 教育再生会議

 『主張する外交への転換』
   ○ 世界とアジアのための日米同盟
 
 『結び』
   ○ ライブ・トーク官邸
   ○ カントリー・アイデンティー

 所信表明の要旨の重要な言葉は以上のようである。沢山の施策が述べられているが、「美しい国 日本」について、アイシュタインの言葉を引用して日本人の美徳、魅力あふれる、活力に満ちた国にする力が日本人にあるというが、抽象的でよくわからない。所信表明の要旨とどう結びつくのかもう少し具体性がほしい。カタカナ言葉が多い。教育が大事と言いながら、教育再生については教育基本法の改正優先で、現場のこと、青少年が夢を持てる施策がはっきりしない。誰もいない衆議院の本会議場の写真掲載。国民が注目する国政を推進してもらいたい。