会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

カンボジア旅行記10 完

2006-12-01 19:33:40 | 旅行
第4~5日目 帰国の途へ

 11月18日(土)・19日(日)

 写真は 3連泊した アンコールハワード ホテル

 マーケットでの買い物は楽しかった。
 どうしても欲しいというわけで無いので気軽に値段の交渉。
 日本では定価販売が定着しているが、時々こんな交渉をしてみたい。

 少し遅い昼食だったが、大きなホテルのレストランでの日本食。期待した。
 でてきた食事は、鯖の味噌煮、いもと大根の煮物、漬物少々、味噌汁とご飯。
 期待はずれ。最低の内容だった。一同がっかり。
 
 外国の日本食ブーム。外務省がお墨付きをを与えることが話題になっている。
 お墨付きをもらっているホテルだろうか。
 このホテルのオーナーは、フランス人だった。 

 昼食後ホテルに戻り、約1時間半の休憩。

 午後:《アンコール・ワットの遺跡群観光》
    
    ○ニッヤク・ポアン:大池から四方に水を流す施設のある寺院
          治水に長けたクメールの農耕文化を示している。
          現在は水があまりなかった。
    
    ○タ・ソム:植物の蔦が幾重にも絡まった女神像があり、石組みが崩れ
          かかった寺院

    ○プリヤ・カン:この名は「聖なる剣」の意味があり、石碑文には10万
            人が寺院の運営にあたっていたと記されている。当時の
            繁栄ぶりは相当なものであった。
            中央祠堂に行く東西の参道にはリンガ(道祖神)を模した砂岩彫刻が並べられ、日本寺院の灯篭列を思わせる。東側入り口から入ると、北側に2階建ての建物があった。木造建築の構造をそのまま石造りとして、他に例がない。まるでギリシアの神殿のようである。約2時間の見学。

 見学の後、ホテルに戻り、荷物の整理をした。
 飛行機の中で重ね着できるように手荷物の準備。

 夕食はクメール料理。おいしかた。かぼちゃの料理がやっとでた。
 
 夕食後 シェムリアップ空港へ。
 
 お土産を買う時間は十分あるはずなのに、空港税一人25USドルの支払い。出国手続き。航空券発行などでトラブルがあり、買い物する時間なし。
 新しい空港なので、係員がなれないのか、一人であわてずのんびりと仕事をしている。しばらくして手伝いの者がきた。日本人には気がもめる出来事。

 20:25発VN848便でホーチミンへ、そして23:55発VN950便で成田へ帰国しました。
 11月19日(日)午前7時25分(午前5時25分の時刻を2時間回して日本の時刻にした) 通関後、自由解散。

 荷物を宅急便で出した後、空港の食堂でラーメンを食べた。
 JRで東京駅へそして新幹線で郡山駅へ。
 途中下車をして、日本酒を飲み、寿司を食べた。
 磐越西線に乗り帰宅したのは午後5時頃。
 
 やっぱり日本はいいな。我が家が一番。

『旅行してみて』

 カンボジアを旅行してみて、自分を含めて日本人は恵まれていると思う。
 戦後の食料難や復興の日本をカンボジアにみる。
 
 進駐軍にガムやチョコレートをねだった子どもと同じように、観光客に飴をねだり、お金をと叫ぶ子どもがいる。

 街中で頭ジラミをとっている光景。乳飲み子抱えて物売りする母親。
 地雷で、内乱で怪我した人々が遺跡で楽器を奏でて施しをもらう。

 親の手伝いで土産を売る子ども。父親と舟を操る子ども。魚を捕る子ども。

 そこには必死に生きようとする人々の姿がある。

 いじめ、自殺が大きな社会問題になっている日本はどうしてしまったのだろうか。いじめている子ども、不登校、ひきこもり、自殺する子どもを1ヶ月くらい
カンボジアで生活させてみたい。
 必死に生きよう、国を復興させようというエネルギーを感じ取るはずである。

 今回カンボジアを旅行できたことで自分の生活を見直すきっかけにもなった。

 つまらない旅行記をお付き合いいただいた方ありがとうございました。