会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

タウンミーティング(TM)

2006-12-14 17:12:14 | 教育
TM 政府最終報告書

 12月14日(木)
 写真は 9月に八戸で開催された教育改革 TM 

 政府のタウンミーティング(TM)調査委員会の報告を読んで、
 あきれるとともに、心底怒りを感じる

 ○ やらせ質問、 ○ 大量動員、 ○ 作為的な抽選
 ○ イベントの代理店丸投げ、 ○ 不明朗な経理・・・・など
 
 国の重要な施策(裁判員制度TM、原子力問題TM、文化力親子TM、教育改革TM・・・など)について、国民と直接対話して声を聞くとして2002年から  スタートしたTMの実態がこんなことっだた。

 国民を愚弄し、世論誘導もはなはだしい。

 怒りましょう。国民を馬鹿にするなと。

 今、国会で教育改革のもとに教育基本法の改正が審議されている。
 民主主義の根幹をゆるがすようなTMで、改正賛成が多いと判断されては
いけない。国会議員の方々は慎重な審議のもとに採決に臨んで欲しい。
 
 歴代首相はだれでも「国づくりの基盤は人づくり。次代を担う子どもの教育」
が大事であるという。
 小泉前首相は就任時に「米 百俵の話」で教育の重要性を語った。
 
 政治施策でも最も大事な教育問題で「やらせが発覚」。
 責任はどのようにとるのかと注目していたら、当時の官房長官だった
安部首相と関係大臣が減給3ヶ月である。

 開いた口がふさがらない。ただただあきれるばかり。
 テレビ番組や新聞、雑誌などで「やらせ問題」が発覚すれば、
 記者、デレクター、テレビ局などが厳しく糾弾される。
 職を辞す者もいる。

 高校、中学未履修問題やいじめ問題では、自殺者や辞職者が出ている。
 
 それなのに、TMを主導した内閣府T、関係した政治家、文部科学省の官僚、開催県の役人そして、やらせに応じた参加者、有識者は、マスコミの前に出て説明
 するなり、謝罪するなり、責任を明確にすべきであるがだれもしていない。
 日本の恥。関係者は恥を知れ。

 教育界だけ例にとってみても、「上意下達の世界」「物言わぬ
言えぬ世界」「評価と管理の世界」「イエスマンの増加」・・・・。
 政治、会社、官僚の世界も教育界と似たりよったりでないか。
 
 愛国心を論じる前に、大人社会の談合、金権主義、データーかいざん、ごまかし、責任の取り方などの問題をTMしていくべきである。
我々大人が恥ずかしくない後ろ姿を子ども達に見せましょう。