会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

寄付と募金

2006-12-13 16:29:00 | Weblog
寄付と募金がごっちゃごちゃ

 12月13日(水)

 画像は中央募金会のHpより借用

 年の瀬が押し迫ってくると、街頭では歳末助け合いの募金活動などが始まる。
 職を失ったり、病弱で働けなかったり、不慮の事故にあったり、何らかの事情で生活が苦しい家庭も多い。

 そういう方達に暖かい正月を迎えさせてあげていという善意から始まった歳末助け合いだったと思う。その他の募金も動機があり、きちんとした趣旨があるはずである。

 しかし、いろいろな募金活動もマンネリ化していないだろうか。
 
 運動が始まる時は、政治家も赤い羽根を胸につけたり、街頭にでたり、ボランテイアと称して諸団体に動員をかける。
 そして、集まったお金はあちこちに配分する。

 国や地方の行政がする福祉分野も多いはず。
 
 例えば共同募金運動だが、10月1日から12月31日までの長い募金運動なのにみな忘れ去っている。
 
 この運動の窓口は社会福祉協議会である。
 
 本来、個人や企業など趣旨に賛同した方から寄付金をいただき、集まった募金額を有識者で配分の優先順位を決め、有効に役立てるべきである。

 それが、ある日突然郵送で区長宛に「福島県共同募金会会津若松市支会募金委員に委嘱します」の委嘱状が届く。
 仕事内容も説明なし。本人の意思確認もなし。
 その後、貴町内目標額「18,600円」の通知。
 
 年度ごとの市全体の目標額を決め、そして町内の目標額を決めて集める。
 集まった募金は県、中央へと集まっていく。本末転倒もはなはだしい。
 本市だけのなのだろうか。日本全国同じなのだろうか。誰か教えて。
 
 募金とは、寄付金を一般から募ることである。 寄付とは個人や企業が報償を求めずある事業や計画のために金品を贈ることである。

 10月から今までの募金など(ほぼ割り当てなので町内で予算化)
  *赤い羽根共同募金(4月に緑の羽根募金)
  *赤十字への募金
  *歳末助け合い募金
  *地区大運動会協力金
  *神社氏子協力金

 その他(個人として)
  *神社屋根改修工事の寄付金
  *ユネスコ募金
  *大学百周年記念行事への寄付金
  *○○画家を育てる会の協力金

 皆さんも同様かもしれないが、わずか2ヶ月でこれだけの募金・寄付などがあると趣旨は賛同しても金額は考えてしまう。

 前にも述べたが社会福祉協議会の組織と運営を見直す時期にきてはいないだろうか。
 協議会長が市の幹部職員の天下り先になっているのも問題である。
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