会津の重ちゃん日記

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会津から発信

2006-12-05 18:42:12 | 地域情報
会津エンジン02

12月5日(火)

 著名文化人と地元住民が「円陣」を組んで会津の未来を考える「会津エンジン02~ならぬものはならぬ」が12月3日会津大学で開催された。チケットは購入。
 会津若松商工会議所青年部主催、会津文化戦略会議の共催。

 今年2月に行なわれたエンジン01文化戦略会議の成果を踏まえ、環境や教育、街づくりなどさまざまな問題を考え、発信する場である。

 参加した文化人はピア会長の矢内広さん、作家の林真理子さん、俳優の辰巳琢郎
さん、華道家元の池坊美佳さん、証明デザイナーの海藤春樹さん、ノンフィクション作家でニュースキャスターの秋尾沙戸子さん、会津大学学長角山茂章さん、市長菅家一郎さん、音楽デュオ、ナスカ、そして主催者代表 小荒井善一郎さんなど。

下記のような構成であった。

 1部 「だめでしょうきれいにしなくちゃ」
 昼 「歌でこころをみたしましょう」
 6分科会 「人づくりと街づくり」「華道サイコー恋するお花の生け方」など
 2部 「どうしてこんな世の中になちゃたの~ならぬことはならぬ」

関心のある第2部 教育問題のパネルデスカッションを聴く。

 林、辰巳、市長、秋尾、海藤、小荒井の各氏がパネリストになり「いじめ問題について」意見を述べ、デスカッションが行なわれた。

 授業参観時の服装、私語、テレビのバライティー、家庭のしつけ(箸の持ち方、挨拶)、コミュニケーションの拒否など教育問題だけでなく、社会問題までがいじめ問題と大きく関わっている。

 会津藩の『汁の掟』・・「ならぬことはならぬ」はすごく重要な言葉。目上の人を敬うことも大事。現代版「あいづっこ宣言」もすばらしい。
 その他、家長的な家庭の要、古いしきたりのよさなど先人に学ぶことが多い。

 短い時間ではあったが、パネリストの熱い思いを感じることができた。
 何もしない会津人、発信しない会津ではなく、「会津エンジン01・02」が開催されたことはすばらしい。これからも03、04、・・・と続けて欲しい。

 「会津エンジン」に参加した著名人は会津のよさを全国へ広めてくれるだろう。
また、参加した市民は会津を見直し、小さなことでも発信していくことだろう。
 自分も何か発信できないか? 自問してみた。回答はずーと先かな。