会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

北京・西安の旅4

2010-03-05 20:41:51 | 旅行
3月5日(金)   4歳次男衰弱死、5歳男児餓死

 これが日本の出来事だろか。信じられない事件が起きている。日常茶飯事のように凶悪で悲惨な事件が報道されると同じ日本人として怒りを覚える。この二人の子どもはどんなんにかお腹を空かせていたことだろう。泣く元気も、叫ぶ元気も、助けを呼ぶ術もなかった。事件が起きてから行政、地域、などの問題が論議される。文化国家、先進国などと到底言えない日本になってしまた。
 親権のこともあるだろうが、児童相談員が対象児童に直接面談できる権限をもたせるのも一つの方策であろう。人間以外の動物は子を守るために命を捨てることもある。動物以下の自己本位の親が多くなってしまった。嘆かわしい。 
2007.6月4日(月)北京・西安の旅 4「頤和園内 あちこち」 


 
 西太后の寝室だった「楽寿堂」の建物の前には「青芝岫」という大きな石が置いてある。この石は明代の役人が北京近郊の山で見つけて持ち帰ろうとしたが、費用がかさんで途中で放置した。それを乾隆帝が北京に運ぶように命じたもの。中国庭園に飾られているものでは最大の物。
 この他、銅製の壷、鹿、コウノトリ、蝙蝠などが置かれており、平和を象徴している。特に鹿は富と長寿のシンボル。







 楽寿堂と清晏舫(せいあんぼう=昆明湖の西岸に設けられている石造りの船)の間には屋根付きの回廊が造られている。これを長廊と呼ぶ。雨降りや降雪など悪天候の時でも、雨風にさらされずに周囲の風景を楽しめるように建造されたもの。回廊にはさまざまな部分にカラフルな絵が描かれており、全長は728m。世界最長の色絵付き回廊として、ギネスブックにも記録されている。



細部まで細かに彫刻が施された長廊は、それだけで見事な中国の建造物である。絵が描かれているのが特徴で、その数14000点という。花鳥風月、名所、名著の場面など題材が同じ物が一つもない。