会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

北京・西安の旅8

2010-03-09 21:22:28 | 旅行
3月9日(火) 日本列島 大荒れで雪が舞う  
   県立高校入学試験

 今まで努力した受験生の健闘を労う。
 “15歳の春を泣かせるな”というスローガンを掲げて運動してきた方々は、現在の高校入試をどうお考えだろうか。推薦入学で入学した者。希望しなくても定員割れの高校に振り分けられて受験した者。これで高校全入が達成しただろうか。その後の生徒の動向に注目したい。受験に失敗したり、何らかの事情で進学できなかったりする者は必ずいる。
ストレートで進学した者、挫折をした者・・・。長い人生を見なければわからない。
 
 政府は高校授業料無償にするといっているが反対である。高校は義務教育ではない。経済的に困窮している者には奨学資金を手厚くすればよい。
 昨日テレビのニュースで68歳の熊谷史子さんが(福島市)聖光学院通信制課程(三年制)を卒業されたと報じていた。十代の高校進学直前、父が亡くなり就職した。長年「高校で学びたい」という思いを持ち続け見事達成された。本当にすばらしい方だと思う。
 学ぶ心をいつまでも持ち続けたいものである。


2007.6月4日(月)北京・西安の旅 8「世界遺産 明十三陵」 

 万里の長城の見学を終えバスで「明十三陵」へ移動。北京市内より西北に約50km。天寿山の裾野に広がる明十三陵は、明朝第3代の成祖永楽帝から王朝最後の皇帝、毅宗崇禎帝(きそうすうていてい)まで13人の皇帝と23人の皇后、1人の貴妃が埋葬された陵墓群で、陵園部と陵道の2つに分かれている。
  



 皇帝の陵墓を守る神路があり、800mにわたる道の両側には石人や石獣が並ぶ。遠く奥の中央には、牛に似た想像上の神獣がある。人の戦いを見ればその邪悪な方角を突き、人の議論を聞けば不正の方に噛みつくといわれた。昔の裁判官の服にはこの神獣の絵が描かれていたという。
 豪華の宮殿建築の奥の円形の宝城の下には地下宮殿がある。1957年に発掘された。深さ27m。大理石が隙間なく積み上げられている。2年分の国家予算を費やした大宮殿。