会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

北京・西安の旅24

2010-03-26 23:44:24 | 旅行
3月26日(木)晴れても寒い日       
            = 予算成立、92兆円超 =

 一般会計総額が92兆2992億円になった2010年度予算が成立。当初予算段階から新規国債発行などの借金が税収を上回る戦後初の事態。今後の財政運営が心配である。大風呂敷を広げたマニフェストに縛られての予算である。借金をしてまで、目玉法案の子ども手当て、高校無償化をすべきなのか疑問に思う。これらを含めてマニフェストの柔軟な見直しが必要ではないだろうか。
一般家庭なら収入より支出が多い借金生活など長続きするはずがない。夜逃げをするか、自己破産、自殺まで考える事態になる。日本がドバイ、ギリシャなどの国のようになることだけは避けて欲しい。国政を担う政治家諸氏に目先の参議院選挙だけにとらわれない百年先まで展望したビジョンを示してほしい。

2007.6月6日(水)北京・西安の旅23 
           「世界遺産 兵馬俑坑博物館」 


この旅行の目玉は万里の長城と兵馬俑坑博物館であった。何年か前に郡山市で「兵馬俑展」があった。数点の兵馬俑をみてその精巧さと等身大の埴輪に感動した。是非、現地へ行ってみたいという思いが芽生えた。それが実現した。圧巻である。

精巧な人馬の像が並ぶ地下の大部隊。
 陝西省西安市郊外にある。1974年、始皇帝陵東側の果樹園で井戸を掘っていた農民が、偶然、地中から陶製の武士像や馬像を掘り当てた。これが兵馬俑発見の第一歩。以後の詳しい調査で、これらは地下に眠る皇帝を守る大部隊だと判明し、世界的な考古学上の発見となった。見つかった6000体を越える兵馬俑は実物大で1体1体表情や服装、装備などが異なり、馬も写実的。当時の作成技術の高さが窺い知れる。現在1~3号坑が発掘調査され、公開されている。