会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

北京・西安の旅12

2010-03-13 18:18:46 | 旅行
3月13日(土)
またまた寒い日となってしまった。春の暖かさは何処に?  
     = 保育園の卒園式に臨席して =
 町内にある保育園の卒園式に地元区長として案内をいただいたので臨席した。卒園児と在園児がきちんとイスに座り式を待つ。後方には両親がカメラを持ってわが子を見つめている。心のこもった園内の飾り、張りつめた空気。粛々と式が進行する。卒園証書を受け取る一人一人の園児のしっかりした態度に感心する。いろいろな思い出をお別れのことばの中で振り返っていた。久しぶりに緊張し、子どもは育つものだと感動した。
 

2007.6月5日(火)北京・西安の旅12
           「北京市内観光 世界遺産 天壇公園」 


 
  天壇の建物の中で一番目立つのが祈年殿。建物正面には故宮の保和殿北側にあるような雲龍石彫の階段が設けられている。どうように3層の白い大理石の基壇の上に建っている。
 
 この祈年殿は明代の創建だが、現在の建物は清代の1896年に再建されたもの。中国に現存する重要な木造建築のひとつで、古式に則り建造には釘1本使われていない。藍色瑠璃瓦葺きの3層の丸屋根を持つ美しく風格のある姿が特徴。天安門と並ぶ北京のシンボル的建築物。内部に四季を表す龍井柱と呼ばれる柱がある。
 
 明、清代の歴代皇帝が毎年の正月、この祈年殿で来る年の五穀豊穣の祈りを天帝に捧げる大切な儀式の場であった。
 天壇にはこの祈年殿の他に皇穹殿(棚があり内部には入れなかった)や圓丘殿(基壇のみ)があった。

 天壇は公園としてよく整備され、多くの市民に開放されていた。あちこちで太極拳、少林寺、ダンス、楽器演奏、駒(将棋に似たもの)を楽しんでいた。ゆったりとした時間の過し方をしている市民の姿に中国人の大陸的な大らかさをみたような気がした。