2013年3月12日(火)晴れ 1.2度~-3.9度
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から二年を迎えた十一日、政府主催の追悼式が天皇陛下をお迎えして東京都の国立劇場で、県主催の追悼式が福島市の文化センターで行われた。両会場だけでなく、全国各地で一分間黙とうし、犠牲になった人たちの冥福を祈った。
私は食堂の駐車場に車を止め、市のサイレンに合わせて黙とうをした。
テレビ、ラジオ、新聞などは3月11日前日まで 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故のことを記録や現地からの実況、知識人の談話などで特集を組み大々的に報道した。また、追悼式についても詳細に報道した。これらの報道を見聞すると日本国民が復興に向けて関心を持ち頑張っていこうという気運をを感じる。しかし、現実はどうだろうか、岩手、宮城の2県の復興と福島の復興には格差が出始めている。
がれき処理、除染、風評(農産物・観光など)、予算執行・・・・・・。特に、復興と冠さえつけば予算がついている事業などはおかしい。
がれき処理を検討しただけで86億円も交付された大阪府堺市のことなど問題が多い。明日はこのことについて考えてみたい。
3月12日福島民報朝刊の記事より抜粋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/19/5383e34fcd0a83477565db9720aad819.jpg)
国立劇場では
安倍首相は式辞で「・・・教訓を踏まえ、全土にわたって災害に強靭な国づくりを進めていくことを固く誓う」と強調した。
天皇陛下は「・・・(被災者の)苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています」と述べられた。
南相馬市の八津初夫さんは「・・・力を合わせ、緑豊かな、子どもたちの歓声がこどまするふるさ再生、復興のために努力することを誓う」と話した。
津波で母親を失った岩手県宮古市の高校三年生、山根りんさん(18歳)・・・・感謝の言葉をかけることも、親孝行もできませんでしたが、自分らしく生きて生きていることが一番の恩返し。震災がつらい記憶ではなく、未来につながる記憶となるよう、被災地から若い世代が行動していきます」と決意を語った。
文化センターでは
佐藤雄平知事は「・・・逆境をばねに、高い理想を掲げ強い決意を持って前に進む。一日も早く古里を取り戻し世界に誇れる復興を成し遂げ、未来の子どもたちに引き継ぐ」と式辞を述べた。
斉藤健治県議会議長は「・・・子どもたちをはじめ、全ての県民が安心して暮らすことのできる古里・福島を築くことが責務だ」と追悼の言葉を述べた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/14/64e551def3d4f15d0c08c37349d2ab2c.jpg)
女優広末涼子さんが浜通りの三年生が書いた追悼詩を読み上げた。東日本昌平高1年の加藤陽子さんは「故郷(ふるさと)」と題して「・・・故郷への思い 帰りたい 故郷が好きだから、故郷を愛しているから」とつづった。
磐城高1年 広岡奈那子さんは「きっと、離れていってしまうだろう 手のひらにのせただけでは 頭の隅に置いただけでは・・・」
湯本高1年 加茂雄基さんは「祈り」
いつものとおりの明日は いつもの通りくるはずだった それなのに、明日は 一瞬にして消えてしまった 明日の予定や明後日の予定 もっと先の予定もあったはずなのに 津波はそんなことも関係なく 人々を呑みこんでしまった 犠牲となった人々の想いを忘れてはならない
そして語り継がなければならない あの日 冷たい水の中で 生きたいといという願いを 叶えられなかったたくさんの人々がいたことを
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から二年を迎えた十一日、政府主催の追悼式が天皇陛下をお迎えして東京都の国立劇場で、県主催の追悼式が福島市の文化センターで行われた。両会場だけでなく、全国各地で一分間黙とうし、犠牲になった人たちの冥福を祈った。
私は食堂の駐車場に車を止め、市のサイレンに合わせて黙とうをした。
テレビ、ラジオ、新聞などは3月11日前日まで 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故のことを記録や現地からの実況、知識人の談話などで特集を組み大々的に報道した。また、追悼式についても詳細に報道した。これらの報道を見聞すると日本国民が復興に向けて関心を持ち頑張っていこうという気運をを感じる。しかし、現実はどうだろうか、岩手、宮城の2県の復興と福島の復興には格差が出始めている。
がれき処理、除染、風評(農産物・観光など)、予算執行・・・・・・。特に、復興と冠さえつけば予算がついている事業などはおかしい。
がれき処理を検討しただけで86億円も交付された大阪府堺市のことなど問題が多い。明日はこのことについて考えてみたい。
3月12日福島民報朝刊の記事より抜粋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/19/5383e34fcd0a83477565db9720aad819.jpg)
国立劇場では
安倍首相は式辞で「・・・教訓を踏まえ、全土にわたって災害に強靭な国づくりを進めていくことを固く誓う」と強調した。
天皇陛下は「・・・(被災者の)苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています」と述べられた。
南相馬市の八津初夫さんは「・・・力を合わせ、緑豊かな、子どもたちの歓声がこどまするふるさ再生、復興のために努力することを誓う」と話した。
津波で母親を失った岩手県宮古市の高校三年生、山根りんさん(18歳)・・・・感謝の言葉をかけることも、親孝行もできませんでしたが、自分らしく生きて生きていることが一番の恩返し。震災がつらい記憶ではなく、未来につながる記憶となるよう、被災地から若い世代が行動していきます」と決意を語った。
文化センターでは
佐藤雄平知事は「・・・逆境をばねに、高い理想を掲げ強い決意を持って前に進む。一日も早く古里を取り戻し世界に誇れる復興を成し遂げ、未来の子どもたちに引き継ぐ」と式辞を述べた。
斉藤健治県議会議長は「・・・子どもたちをはじめ、全ての県民が安心して暮らすことのできる古里・福島を築くことが責務だ」と追悼の言葉を述べた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/14/64e551def3d4f15d0c08c37349d2ab2c.jpg)
女優広末涼子さんが浜通りの三年生が書いた追悼詩を読み上げた。東日本昌平高1年の加藤陽子さんは「故郷(ふるさと)」と題して「・・・故郷への思い 帰りたい 故郷が好きだから、故郷を愛しているから」とつづった。
磐城高1年 広岡奈那子さんは「きっと、離れていってしまうだろう 手のひらにのせただけでは 頭の隅に置いただけでは・・・」
湯本高1年 加茂雄基さんは「祈り」
いつものとおりの明日は いつもの通りくるはずだった それなのに、明日は 一瞬にして消えてしまった 明日の予定や明後日の予定 もっと先の予定もあったはずなのに 津波はそんなことも関係なく 人々を呑みこんでしまった 犠牲となった人々の想いを忘れてはならない
そして語り継がなければならない あの日 冷たい水の中で 生きたいといという願いを 叶えられなかったたくさんの人々がいたことを