アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

カルメン合唱 いよいよ立ち稽古!! って芝居ですかい

2010年05月16日 | 合唱
昨日の練習場所は、東京交響楽団の練習場所だとかで、

足を一歩踏み入れたところからもうどっぷりとオケの雰囲気が漂っています。午前中は合唱のみの練習、午後にオケとの合同練習、そのあとオケのみの練習、という予定なのでオケの人たちはまだ来ていません。とりあえずロビーに並んでいる演奏会チラシをつい集める私…

来週の練習では、衣装合わせというかなんというか、本番に着るつもりの服を着てくることになっているのですが、今回は別に着てこなくてもいいんです。でも、私も含めて、もうジプシー(のつもり)の衣装を着てきている人がたくさんいて、だんだん雰囲気が出てきました。密輸団の方たちもなんか似合ってます。素質ありそうです(^^)

今回は台本を渡されて…って、既に渡された中に「台本」はあったと思うんだけど、これはぐっとバージョンアップしています。誰がどんな動作をして何を言うのか、わかりやすく枠がついていて、同時進行のものは「横」に並んでいます。凝ってますね。指揮者さんの気合がひしひしと伝わってきます。

それを見ながら最初から立ち稽古です。どこからどう登場してどうハケるか、舞台の上手下手だけではなくて、上手下手それぞれにもいく通りかあり、舞台実物のイメージがあやふやな中、とても把握しにくいです。ましてや、ゆったりと、やや蓮っ葉に誘うような表情で男たちに目線を送りつつ登場し、何人かは男性と親しげに腕を組む(!) とかしてそれでしかも間違えずに歌い始めるって、むちゃくちゃハードル高くないすか(o_o;;

募集のときには「演奏会形式」って書いてあったのに~私、芝居できないんですよ(泣)

動作も自信なくて、歌も自信ないとリスクはものすごく高まります。市民オペラとかで素人が劇形式の公演をすることもあるでしょうけど、それはこんな期間こんな練習回数でやらないはず。

どうか、歌に気を取られて、異性を誘う風情を忘れて棒立ちになった人がいても暖かく見守ってやってください_o_

この会社オケで、私が前に聞きにいったときの演奏会なんて、オケのメンバーのほかはプロの指揮者ひとり、プロのピアニストひとり。その公演の「事故リスク」を1だとすると、今回のリスクは100くらいですかね~ほんとに、何が起こるかわからないと思います。

男女がほどよく混じって舞台上に分散しつつ、客席にお尻を向けないように、指揮者をガン見しないように、でも指揮者の指揮を確認できる微妙な角度でさりげなく立ち、そして決してカルメンやホセなど主要出演者をさえぎることのないように…とかそういうの、私にとってはかなり難易度高いです。高すぎます。

もちろん、この期に及んで一参加者が反対を表明してもどうなるものではありませんから、とにかく自分のできる最善を尽くすしかないですね。練習では大まかな動作や「出」のタイミングをひたすら確認し、音や歌詞であやふやなところは自習する。動作の雰囲気などはオペラDVDなどを参考にしつつ、練習での指示と考え合わせて自分で考える…

昼休みが一時間あったので、海実さんといっしょに食べに出ました。練習場周辺には飲食店がたくさんあるようでしたが、最初に目についたネパール料理屋(?)に入りました。日本語の怪しい店員さんが注文をとってくれて、大きなナンと、カレー二種類、サラダ、チャイがついて950円。とてもおいしかったし、なにより空いていて、私と海実さんが休み時間めいっぱい使って食べてしゃべってる間、誰も来ませんでした。大丈夫かなこの店。

午後はオケとの合同練習。さっき立ち稽古をした部屋ですが、もはやオケの人たちであらかた埋まっているので(元々オケ練習用の部屋で、舞台らしい段々とかもあるので、オケが並ぶととてもサマになります)、合唱団の人は残りスペースにぎっしり立って歌うしかなく、出入りの練習などもなしでただその場で歌います。

なので、オケの音がどんな流れになっていて、どのタイミングで歌い始めるかについて集中して確認できたので、これはこれでよかったです。ピアノと合わせて練習しているときは、ピアニストひとりに「おまかせ」で合唱以外の音がすべて構成されているのですが、オケの場合はそのひとつひとつに「がんばってる人がいる」ということがなんだか新鮮です。

ただ、立ちっ放しなのに延長戦てのはちょっとね。二時終了の予定が三時になっても終わらず、家もヤバいので私はそこで抜けましたが…(どうヤバいかは別記事で)。
コメント (2)
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