アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろう金銭感覚

2010年05月20日 | 高専生活
またろうは買い食い習慣がないので、お小遣いは全額きれいに本代(漫画含む)に消える。

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この「きれい」はほんとに類を見ないほどきれいで、学用品などはその都度親が出しているし、母が弁当をさぼるときは実費を渡しているので、本代以外に使ったお金が見当たらないほどだ(^^;;

買いたいものの計画はだいたい決まっていて、早く使ってしまってもあとでお腹が空く(!)とかそのようなデメリットが本人的にないため、もらったお金は即座に使い切ってしまう。同じ使うなら、早く買って早く読んだほうが楽しい、くらいに思っている模様。お小遣いは週に千円。

現状、このようにわかりやすいお小遣いライフを過ごしているまたろうだが、昔からこのように安定していたわけではない。自分でも無駄遣いが止められず、一気に使ってしまって後悔という時代があった。対象のブツはカードゲームのカードである。

小学校高学年くらいから、デジモンのカードだったか遊戯王のカードだったか(母ろくに区別がついてない)、とにかくカードゲームがはやり出した。「スターターセット」とかなんとか、カードがトランプくらいの束になっているようなものは誕生日のプレゼントにもらってあったのだが、あれはどんどん別のカードがほしくなるようにできているものらしい。

街中に、ちょこっとゲームみたいのをやって最後にカードが一枚出てくる、というような機械があってそれが一回百円。それを、止まらずに次々やって、一度に千数百円使ってしまったとかそういう「事件」があった。

それまでわりと、お小遣いをもらっても使い道が思いつかないという状態だったもので、親も油断していた。

カードゲームって、悪いことばっかりじゃないとは思うのだ。友だち同士で集まっても、別々にポケットゲーム機で遊んでたりするのとは違い、とにかくインタラクションしながら「バトル」してるわけだし、私は知らないけどいろいろ頭を使って駆け引きもあるらしい。ただし財力もものをいうところがナンなのだが。

でも、どんどんお金を使いたくなってしまうところ、友だち同士のトラブルの話が絶えないところが問題。またろうも、お友だちが遊びに来て帰ったら、レアカードがなくなっていたというような後味の悪いこともあった。

とはいえそういった苦い経験を経てまたろうは学習し、徹底して本代以外のお金を使わなくなった、ということでそれはそれでよかろう(*)。しかし。

学校の中で浮いてしまい、いじめのターゲットにもなった中学二年生の一年間を過ぎ、ようやく平和なクラスの中でまったり過ごせるようになった中学三年生のまたろう。今度は、運動会の打ち上げなど、クラスメイトに誘われたりするようになったのだが、とにかく必ず力いっぱい本代にお金を使っちゃったあとなので、いついかなるときにも持ち合わせがないときている。

またろう自身が、それでは困ると思っていつでも千円は残しておくようにしようとか思い立ってくれるんならよかったのだが、またろうは、本代に使ったんだから悔いなしという調子で、どんどん友だちづきあいと縁遠くなってしまう。

しかし、またろうにとっては、ソーシャルスキルをつけることが急務と思ったよしぞうと私は、この事態を打開すべく、「二千円財布貼り付け制度」というものを編み出した。要するに、本人の自由にしてよいお金(←これは必ず本代に瞬間蒸発)のほかに二千円を常に持たせて、友だちづきあいの話が起こったときに対応できるようにしたのだ。お金の補充は、使途により、親が補助したこともあるし、夢資金からおろしたこともある。

この制度のおかげでまたろうは、中三のときもサイゼ○アでの打ち上げ、ボーリングなどの付き合いに参加することができた。といっても全部合わせて三回かそこらだろうか。金額も一回千円程度。高専に入ってからも同趣旨の制度は続いているが、ほとんど活用されていない…母が急に、「お米買ってきて」とメールしたときに対応できる(^^;; というように、別の意味で有効に活用されてはいるが(もちろん米代はあとから親が払います)またろうはお金のかかるつきあいに関心がないらしい。

確か、ロボコンゼミで長引いて、話し合いを兼ねた夜ごはんを食べて帰ったということが私の記憶にある限り「一回」あったとか、それくらい。休日に友だちと誘い合って映画、とかそういうことがあってもよさそうなもんだが見事に一度もない。休日は家のそばの、中学のときの友だちの家に遊びに行く程度。

なんか、これでいいのかなぁ?? とこれはこれで心配。こんなまたろうに引きずられて、「おつきあい資金は夢資金から」の図式がつい出来上がってしまったわけだが、こじろうにこの制度は合わなかったかと。


(*)カードバトルはその後もずっとやっていた、いややっているが、ひとりでいるときもあれこれカードを並べて熱心に戦略の研究をするようなことを経て、カードの威力に頼らず頭で勝負する自信がついたらしい。

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今日の弁当

二色そぼろ弁当(鶏、玉子、紅しょうが)、プチトマト、えびしんじょ、ブロッコリー、昆布豆、ミニカツ、野菜バーグ

はなひめ昨日の勉強
なし
コメント (10)
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