ある先生の門下生が次々出てきて一曲か二曲ずつ弾く…というといわゆる「発表会」というスタイルだけれども、昨日のはとにかくレベルが半端じゃない。
←鍵盤うさぎさん、お疲れ様!!
子どもから大人まで出てるっちゃ出てるんだけど、その一番小さい子がこれだからねぇ。私はランランつながりでついこの間、この動画を見て「誰この、ありえないくらいうまい子は!!(o_o;;」と思ったのだが、その演奏を早々に生で聴けてなんだかラッキー。もぅね、めちゃくちゃかわいいのよ(^-^)
要するに、最初から最後まで、コンクール受賞歴があるのは当たり前っていう面々が並んで、最後のほうはコンサート・ピアニスト。揃いも揃って大曲をさらりと弾いてくださるわけですよ。
この子の次に出てくる兄妹がまたすごい。このお兄さんのほう(中三)は、ピティナのコンクールのときの音源(たぶん小四のとき)でバッハの演奏を聞いたことがあるんだけど、なんで小四がこういうバッハを弾けるのか…まったく私の理解の範疇を超えている。今回のコンサートではラ・カンパネラを弾いてくれたんだけど、これがかっこいいのなんのって。
昨日のコンサートはよしぞうと二人で行ったんだけど、ふつうコンサートといったら二時間ちょっととかで終わる感覚じゃないですか。それでよしぞうがこの後に予定を入れようとしてたんだけど、ちょっと待て。小学生にしてからがロンド・カップリチオーソなんか弾くコンサートで、それでもって14人とか出るんだから、そんな簡単に終わるわけがない。夕方までかかると思ったほうがいいのでは?? それでよしぞうは次の予定を5:00開始にした(それでも最後の一人は聞けなかったのだが)。
鍵盤うさぎさんの出番が近づいてくると、なんだかどきどき…私がどきどきしてもしょうがないんだけどね。でもものすごい大舞台ですよ。しかもなんだか昨日、お仕事の会議が長引いてたいへんだったみたいだし(←Mixiのボイスで見てたところによると)、大丈夫かなぁ～
でも少なくとも傍目には、完璧に落ち着いているように見えました。バッハのトッカータを、しっかり弾いていましたよ。ご本人にあとで挨拶したら、「もう二度とやらない」とか「途中から、オリジナルの四声のアダージオを作曲してしまった」とかごちゃごちゃいってましたが。私は「あれっ??」と思ったときも、いやーフォローうまいなー立ち直り早いなーって聞いてたんですよ。もちろん、ミスといっても大勢に影響のあるようなものじゃなくて、堂々たる演奏でした。大丈夫、また弾きたくなるに決まってますって。
引き続き、「社会人」として出てきた方は、経歴欄が出演者中ぶっちぎりで最短の二行。で、どんな方なんだろうと思って聞き始めたんですが、聞き始めると、その疑問はふくらむばかり。とにかくかなり電波飛んでる人です。ショパンの前奏曲などという聞きなれた曲が、とっても新鮮に聞こえました。っていうか、ありていにいってかなり変わった演奏だと思うんだけど。
ともかく、この先生のお弟子さんたちは、一通りに揃ったカラーとかそういう感じではなくて、それぞれの個性と表現したいものを持っていらっしゃるようです。人が変わるたびにがらりと感じが違い、とてもバラエティー豊かに楽しめる会でした。
弾き方が一様でないのは、たいていの場合、複数の先生に習うからということもあるのですが、少なくとも「禁止事項の少ない先生」なんじゃないかなという印象を受けました。良いところを生かしていればよいというか…
ものすごくインパクトのあった「熱情ソナタ」を弾いた人は、手の形とか「ありえない」感じで、よくあれで弾けるなぁ～と思うんだけど、超迫力です。「3歳よりヤマハ音楽教室に入室。7歳よりピアノを始める」という経歴も、ふつうでない弾き方になった一因かもしれません。
それにしても、前半、特に子どものピアノのあたりでは、「ちょっと響きの悪い座席(前すぎ)に座っちゃったかな??」と思っていたんです。しかしもう後半くらいになるとそんなこと関係ないくらいのピアノの鳴りようです。
メフィスト・ワルツは魂がこもっていて、とりわけ圧巻。最後のショパンも見事な演奏でした。ピアニストがピアノうまいのはまぁ当たり前っちゃ当たり前なのですが、その前の指導者をやっている方の演奏も、ピアニッシモの音の繊細さがことのほか美しくて、とっても素敵(^^)
それぞれが、それぞれの良さを出して渾身の演奏。それを14人分こってり聞ける、盛りだくさんな演奏会でした。
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要するに、最初から最後まで、コンクール受賞歴があるのは当たり前っていう面々が並んで、最後のほうはコンサート・ピアニスト。揃いも揃って大曲をさらりと弾いてくださるわけですよ。
この子の次に出てくる兄妹がまたすごい。このお兄さんのほう(中三)は、ピティナのコンクールのときの音源(たぶん小四のとき)でバッハの演奏を聞いたことがあるんだけど、なんで小四がこういうバッハを弾けるのか…まったく私の理解の範疇を超えている。今回のコンサートではラ・カンパネラを弾いてくれたんだけど、これがかっこいいのなんのって。
昨日のコンサートはよしぞうと二人で行ったんだけど、ふつうコンサートといったら二時間ちょっととかで終わる感覚じゃないですか。それでよしぞうがこの後に予定を入れようとしてたんだけど、ちょっと待て。小学生にしてからがロンド・カップリチオーソなんか弾くコンサートで、それでもって14人とか出るんだから、そんな簡単に終わるわけがない。夕方までかかると思ったほうがいいのでは?? それでよしぞうは次の予定を5:00開始にした(それでも最後の一人は聞けなかったのだが)。
鍵盤うさぎさんの出番が近づいてくると、なんだかどきどき…私がどきどきしてもしょうがないんだけどね。でもものすごい大舞台ですよ。しかもなんだか昨日、お仕事の会議が長引いてたいへんだったみたいだし(←Mixiのボイスで見てたところによると)、大丈夫かなぁ～
でも少なくとも傍目には、完璧に落ち着いているように見えました。バッハのトッカータを、しっかり弾いていましたよ。ご本人にあとで挨拶したら、「もう二度とやらない」とか「途中から、オリジナルの四声のアダージオを作曲してしまった」とかごちゃごちゃいってましたが。私は「あれっ??」と思ったときも、いやーフォローうまいなー立ち直り早いなーって聞いてたんですよ。もちろん、ミスといっても大勢に影響のあるようなものじゃなくて、堂々たる演奏でした。大丈夫、また弾きたくなるに決まってますって。
引き続き、「社会人」として出てきた方は、経歴欄が出演者中ぶっちぎりで最短の二行。で、どんな方なんだろうと思って聞き始めたんですが、聞き始めると、その疑問はふくらむばかり。とにかくかなり電波飛んでる人です。ショパンの前奏曲などという聞きなれた曲が、とっても新鮮に聞こえました。っていうか、ありていにいってかなり変わった演奏だと思うんだけど。
ともかく、この先生のお弟子さんたちは、一通りに揃ったカラーとかそういう感じではなくて、それぞれの個性と表現したいものを持っていらっしゃるようです。人が変わるたびにがらりと感じが違い、とてもバラエティー豊かに楽しめる会でした。
弾き方が一様でないのは、たいていの場合、複数の先生に習うからということもあるのですが、少なくとも「禁止事項の少ない先生」なんじゃないかなという印象を受けました。良いところを生かしていればよいというか…
ものすごくインパクトのあった「熱情ソナタ」を弾いた人は、手の形とか「ありえない」感じで、よくあれで弾けるなぁ～と思うんだけど、超迫力です。「3歳よりヤマハ音楽教室に入室。7歳よりピアノを始める」という経歴も、ふつうでない弾き方になった一因かもしれません。
それにしても、前半、特に子どものピアノのあたりでは、「ちょっと響きの悪い座席(前すぎ)に座っちゃったかな??」と思っていたんです。しかしもう後半くらいになるとそんなこと関係ないくらいのピアノの鳴りようです。
メフィスト・ワルツは魂がこもっていて、とりわけ圧巻。最後のショパンも見事な演奏でした。ピアニストがピアノうまいのはまぁ当たり前っちゃ当たり前なのですが、その前の指導者をやっている方の演奏も、ピアニッシモの音の繊細さがことのほか美しくて、とっても素敵(^^)
それぞれが、それぞれの良さを出して渾身の演奏。それを14人分こってり聞ける、盛りだくさんな演奏会でした。
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