アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンレッスン(5): 疑問はひとつずつ解決

2009年10月16日 | バイオリン
前回のレッスンのときに、「4の指のときの音のかすれ/駒近くを弾かないと音が出ない」現象について、「弦がきっちり押さえられてなくて、かすかに浮いているから」ということがわかってちょっとすっきりした。

やはり、レッスンは受身で説明を聞くだけではなくて、日ごろの疑問をこちらから出して解決したほうが楽しいよね。

というわけで、今回は音合わせのときに、「開放弦なのに音が半音下がる」現象について聞いてみた。よく、A線E線の重音を弾くときに、E線の音が半音くらい下がるのだ。弦を指で押さえているときの音のずれは、そりゃ私の左手が悪いのに決まっているが(^^;; 開放弦で音程がずれることがあるのはなぜ。

実演しようとしたが、今日に限って音がずれない。あれ~。なんだか、「熱が高いんです」といってお医者さんに行って、測ったら低かったみたいな気分。でも先生は何のことかわかってくれて、「それは弓の圧力が高すぎるときですよ。ほとんどE線だけで起こるんですが、やっぱり細いから、振動しているところを弓であんまりぐいってやるとつぶれちゃうというか」

そうだったのか。先生「だから、音が低くなったときは極力軽く!! 弾いてくださいね」なるほど、それがわかってみれば「低くなっちゃう現象の再現」も自在にできるかもよ(意味なし)。

さて、今日の課題は「ト長調音階でのリズムとボーイングの練習」と「小さな遊び友だち」という、G線の練習。

「弓の角度と肘の高さもいいですね。とても安定してきれいに弾けるようになりました」と先生。
「あー、G線は音が裏返る心配もなく、安心して弾けます(^^)」
「そんな感じで弾いてましたね」

それから次回の課題の説明。ちょうちょうは「この曲いらないから飛ばして」リゴードンはG線とD線の移弦があるから練習。開放弦で弾くのと4の指で弾くのの使い分け原則の話と、半拍休みの間に弓を返す方法の説明と実演。ま~るく、いくのがコツらしいですよ。うまくできなかったけど。

それと、付点音符の練習のページ。ここは速い弓で帰ってくるときに苦労しそう。

レッスン後半はまるごと、「狩人の合唱」。懸案の「ラー、ラシドレ」はだいぶよくなったが、あちこちに散在する「ミ(4の指)」は曲者。それをいくつか取り出してじっくり練習…。練習のときは「とてもゆっくり」と「めざすテンポ」と両方やること。前者を丁寧に。

それと、一拍休みのところで、前の音を「ぶちっ」と切らないで、スッと音を抜いてスムーズに着地して次の音を出す練習。これが今回のメインテーマかな。難しい~

レッスンが終わってからの雑談のときに、今後のホームコンサートが、我が家のリビングにおさまらなくなったときに使えそうな、ピアノがあって数十人入れて飲食可のスペースを教えてもらう。あとで調べてみよっと。
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またろう: 小テストはマトリックス!!

2009年10月15日 | 高専生活
夏休み企画の「バック・トゥー・ザ・フューチャー」が終わったあと、「オバマネ」を始めていたが…

またろうが、「マトリックス」に変えたいと申請。なんでも、後期に始まったオーラル・コミュニケーションという授業で、毎回小テストが「マトリックス」なのでそっちの勉強をしておきたいというのである。

別に「オバマネ」にこだわる理由はないし、「マトリックス」はおもしろいし、母としては異存ない。というか、またろうが自主的に小テスト対策をしたいと申し出るなんて、うれしいじゃないかぁ~(;_;)

またろうにとっても、小テスト対策を地道に毎回やったら、苦手の英語(Reading)をCからAに上げることができたというのは、それなりに「成功体験」として印象に残ったらしい。けど、そこまでてこ入れしたのに平均の成績がピクとも上がらなかったのはどういうことかと小一時間…

それはそれとして。初回の小テストは、映画のセリフ1/3ページ分くらいが穴あきで書かれていて、穴部分を聞き取って書くというもの。またろうはぼろぼろで出来は2割とか(o_o;; やばし

しかし、Readingのテストはきっかり範囲がわかっているのでその半ページくらいをやっていけば確実に取れるのだが、この場合、どのシーンが出るかわからないので漠然とやっていくしかない。

実際、数日間、BTFをやったときと同じ要領で「マトリックス」に取り組んでから二回目の小テストを受けてみたものの、「この前よりは、微妙にいいか…!?」という程度の出来だった。一回は聞いてみて書いてみたところなのになぁ~

それと、今回は小テストが大きくなっていて、新たな個所の聞き取り問題が出ているほか、どうも前回のテスト部分が出ているようだ。これは?? 「前回のテストを練習してくれば取れる部分を作っているんだって」。ん?? ちょっと待て。

「それって、またろうは事前に知ってたの?」「…んー知ってはいた」
「なんでそのことを言わないの?」「…んーいろいろとやることあって忙しかったし、どうせやる時間ないかなと思って…(もごもご)」
やる時間なくないよ!! 毎日まいにち、図書館寄ってラノベ読んで、パソコンで動画見て暮らしてる人が何を~(-_-#

しかし、考えてみれば、そういった情報をまたろうが「知っていた」ということは今まで滅多に起こらなかったことで、それ自体は喜ばしいことである。それを足がかりにすれば、今度こそ次のステップに進めるであろう(前向きに)。

なにしろ、この「オーラル・コミュニケーション」の授業では、課題をWebから提出したりするのであるが、宿題プリントにはログイン方法が書いてない。「ログイン方法が書いてある紙を別にもらうか何かしたでしょう?」と聞いても、「いやそんな説明はなかった」の一点張り。

しかたなく母が、机からかばんから大捜索して、かばん外ポケットの底のほうにくしゃくしゃになって眠っていた紙片を見つけ出した。なんかIDとパスワードらしきものが書いてあって…ログインできたぁ~これだ!! ほらもらってるじゃん、ちゃんと。またろうは、「ふーん、これってこれのことだったんだ」

意味不明なIDとパスワードもらってほっとくんじゃない!!

授業を聞いていないわけではなくて、「先生がマトリックスを選んだのは、モーフィアスのセリフが演説っぽくて、勉強になると思ったからなんだって。演説っぽいっていうのはね。ほらたとえばここの…こういう繰り返しのところとか、こういう言葉を使ってるのとか、それと…」とか、ややこしい言葉やフレーズの解説を母に教えてくれたりするところを見ると、かなり授業を聞くようにはなってると思うんだけどね。


今日の弁当:
今日は、またろうがふつうの弁当、はなひめは遠足の弁当、こじろうと私とよしぞうは運動会弁当というわけで、おにぎりを握りまくった。

写真は、またろうの弁当(ブロッコリー、昆布豆、ひじき入り肉団子、シュウマイ、ゆで卵、プチトマト、梅干)と、はなひめ、私、よしぞうの弁当。
はなひめの弁当は、おにぎりが一個少なくて、代わりにみかんが入っている。
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バレーボールの試合を見てきた

2009年10月14日 | 小学生活
日曜日、バレーボールの試合を見てきた。

バレーボールを見てから文化祭、というせわしないスケジュールなので、見られるのはせいぜい一試合だと思うけど、とにかく雰囲気を見てこようと思った。

学童が終わったあとのはなひめの「居場所」というか、ソフトランディングを考えるにあたって、こじろうの和太鼓に相当するものがあるかどうかは、けっこう重要な分かれ目になる。まぁ贅沢をいえば…上手すぎず下手すぎず、親同士子ども同士が和気藹々としていて、監督さんは温かくポイントを押さえた指導をしていて、そして親が大変すぎないところがいいなぁと(^^;;
#ほんとに贅沢だ

集合は朝八時半、体育館前とのことで、試合に出るわけではないのでもっと遅く行ってもいいようだったが、なにせ目的がリサーチなので、時間どおり行くことにした。

八時半集合といっても、集合即体育館入場ではなく、親は荷物のあたりでたむろって雑談、子どもたちはウォーミングアップ。

さらに、体育館に入ってからも、座席取り・垂れ幕セッティング・コート準備・コートを使って各チームの練習・開会式などがまったり進行し、試合開始は10時くらい。その間、私はいろいろ話を聞けて収穫が大きかったし楽しかったのだが、はなひめはダレている(笑)

その日の試合に出るのは18チーム、市内の小学生チームが3つくらい? と、あとは近隣の市からの参加。ふだんよりだいぶ規模の大きい試合のようです。体育館に3つのコートがあるので、6チームずつのブロックに分かれて試合。

組み合わせ抽選が終わって、試合の順番が決まったようなので見せてもらうと、ラッキーなことに第一試合(^^) 見てから文化祭に行ける!!

第一試合の相手は、ぱっと見た感じ(つまり背の高さ)六年生がいない様子で、だいぶ実力差がありそう。一方こちらは、ちゃんとサーブを入れて…返ってきた球をレシーブして、トスして、アタック…というほどではないけど「ちょん」と打ち込むという基本の流れができている。

技量は様々だけど、なかなか拾いにくいサーブを入れられる子もいるし、トスが安定しているし、上手。もっとも、あと二つのコートを見てみると、同じくらい強いチームは複数ありそうだが。

一度に出るのは六人、六年生が五人いてあとは四年生。最初に出たメンバーは六年が四人、四年が二人らしく、残る一人の六年生が、コート脇で小さい子たちに、応援はこうやるんだよ、と教えている。

メンバーチェンジで、その六年生が入っていったり、チームに入って間もない三年生を入れてサーブを打たせてみたり、その場にいるメンバーは必ず出られるように回しているらしい。

采配をふるっているのは、監督さんじゃない男性…あれは誰?? と思ったら、メンバーのひとりのお父さんで、バレーボール経験のない人だって。それにしては練習のときの球出しも上手で、ソツなくこなしている。監督さんは、大会運営やら審判やらで忙しいのだ。

帰るとき、よしぞうが、「まさか球出しやれとかいわれないよね…??」と心配している。そりゃ、いくらなんでもほんとにできない人にやらせないでしょう。たまたま、あのお父さんはちゃんとやれてたけど(しかもわりとかっこよかった。関係ないけど)。体育館の鍵を開ける当番は必須らしい。

ともかく、全体に、チーム(+親)の雰囲気もよかったし、これは行けそうな気がする。ちょっと上手すぎるかな?? というのがやや心配だけど…

昨日も、練習に行ってきて、「疲れた~」と言いながらうれしそうなはなひめ。まずはしばらく、やってみましょう。
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「休日のヴァイオリニスト」

2009年10月13日 | バイオリン
先日、楽譜を見ようとしていきつけの店にいったら閉まっていて(そういや定休日だ…)、駅に戻ったら、入ったことない楽器屋があったので入ってみた。

そこはエレキギターがずらりと並んでいて、クラシック系でない人が主に出入りする店のようだったので、楽譜の傾向も違っていて、あまり見るものはなかった。でも、ふと「休日のヴァイオリニスト」という楽譜が目に留まり、衝動買い。
(衝動買いの説明ながっ)

これは、「チューニングからコンサートへ」という副題がついた曲集で、なんと最初の曲は「思い(チューニングのための小品)」という開放弦だけの曲。四弦それぞれゆっくり鳴らし、後半は重音。CDで伴奏がついている。

平日は、帰ってきてから音の出せる時間帯に慌しく10~15分音を出すだけなので、あまりCDをバックにかけて練習するような手間をかける気にならない。なるほど「休日のヴァイオリニスト」は休日向けというわけだ(^^;;

三連休に入り、じっくり試してみた。「思い」は非常に単純な曲だけれども、伴奏がなかなか凝っていて、CDと合わせるときれい。弾いていて楽しい曲になっているが、それだけに合わせるとなるとけっこうてこずって、自分がいつも練習開始時に適当に開放弦を鳴らすときは、リズムをまったく気にかけていないことがよくわかった。

伴奏にきちっと合わせて弾ききって、スムーズに次の音に移る、これだけのことが案外難しくて、何度もリピートして弾いてみた。特に重音のところは難しい。A線とE線の重音がへんになる~

そして次の曲は「夢(For 0,1,2)」といって、開放弦と、1と2の指しか使わない曲。音の長さも四分音符より細かいものがなく、単純。ぱっと見、ふだん練習してる曲よりずっと簡単そうなので、いきなりやってみようとしたが…全然ダメ(-_-;;

要するに、バイオリンでは、どんな簡単な曲でも、初見でまともに弾くことは現状できないということがわかった。この曲は、移弦も頻繁で、見た目よりは難しい。
音を読んでから、どの弦でどの指を押さえるのかを考えるのに、まばたきするよりだいぶ長い(?)時間がかかるらしくて、ぜんぜん追いつかない。

それに、楽譜を見ながら、左手を見ながら、弓の当たるところを見ながらでは、目の動きが忙しすぎる。そりゃそうだ。ピアノだって、楽譜を見て弾くときはほとんど手のほうを見ないで楽譜だけ見てるもんだし、バイオリンだって、左手だの弓だの見てたらダメでしょう。

というわけで、結局あらかた音符が頭に入ってからでないと合わせられなかったのだが、だいたい合ってみると、とても気持ちのいい曲だ(^-^)

そこで調子に乗って次の曲、「4匹のひつじ(for 0,1,2)」。これは四線それぞれの上で0,1,2だけを使う「メリーさんの羊」をいろんなリズムで変奏曲風に並べてある曲。これは、節はもともと知ってるわけで、リズム+α見れば済むし、移弦が少ないからさっきのよりスムーズ。それでも、CDと会わせようとすると、自分のリズムの甘さが目立つし、なかなか発見があるものだ。

さらに次の「花の手紙(For0,1,2,3)」に挑戦しようとしたが、ほどなく挫折。これは、私の苦手の4の指がいらないところはまことによろしいが、今練習中の「1,2の間が全音、2,3の間が半音、3,4の間が全音」という指の形だけではなく、「1,2の間が半音」などの違う形が頻繁に出てくる。

よくわからないまま「そのへん」を押さえて、無理やりその音を出すと、手の形が崩れてその先がわやくちゃに。教本の二巻の頭あたり(「1,2の間が半音」が出てくる)をやったあと出直したほうがよさそうだ。

というわけで「休日のヴァイオリニスト」堪能しました。
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こじろう文化祭

2009年10月12日 | 中学生活
こじろうの学校の文化祭に行った。去年も行ったから、二度目。

去年はこじろうと二人で。今年ははなひめとよしぞうと三人で。去年は、入れるかどうかわからない学校だから、つい心の中で「あんまり気に入っちゃわないように」ブレーキかけてたりして、変な気持ちだったなぁ。

今年はたいへん気楽(^-^) こじろうのクラス企画を見てから、早速「お腹が空いた」と食べるところを探した (着いたのがお昼近かったので)。でもあまりごはん系のものが見当たらなくてまずは甘味処に。

入ったのは「さわがしや」という「和菓子や(?)」で、いろんなお味のだんご、または芋羊羹とお茶のセットで300円。和風喫茶のしつらえで、席は舞台の方に向いている。紙コップを倒れないようにセットできるホルダーもついていて、なかなか気が利いている。

ちょうどショーが始まるところで、ショートコントと、歌。コントのほうはややすべり気味だったが、歌がうまいのでびっくり。女の子六人、それぞれ全部別のパートを歌っていて、気持ちよくハモっている。二曲目は、それに男の子二人が加わって、一人はベース、一人はパーカッション(いずれも口で)。パーカッションの子が、めちゃうま(o_o) 特に、ほっぺたを使った「ボン」という音がおもしろい。

お団子もおいしかったけど、次はやっぱり甘くないものが食べたいと思って探したが、ピザは長蛇の列で挫折。そのまま、いくつかの企画を見てからブラバン演奏に向かう。

演奏を待つ間にはなひめが「お腹が空いた」とブーイング。親二人は、このまま三時の終了まで粘って、外で食べようとしていたが、諦めて私とはなひめは焼きそばを食べに。

食べている間に、「ウルトラセブン」「ディズニーメドレー」を聞き逃す。とても迫力ある演奏だったらしいので残念。「ラプソディー・イン・ブルー」もかっこよかったけど。演歌メドレーもあってオールドファンサービスも忘れない(^^) 全体に、安定感のある演奏で、個々にきちんとした技術を持っている感じ。

そのままの場所で次は応援委員会。入学式で見せてもらったのがとてもよかったので、また見ようということになった。人気のイベントらしくてすごい人数の観客だ。

応援歌の演奏、チアガールのダンスいずれも見ごたえあって、合間のトークも微妙に(^^;; おもしろい。入学式のときよりたっぷり堪能できて、なんだか「卒業生でもないのに野球では早稲田を応援するしかないような気分」になってくる(笑)

最後はとなりの体育館で、「南中ソーラン」を見て〆。これ、小学生のは運動会とかで何度か見たけど、高校生が大人数で踊るのは迫力があってなかなかよかった。終わったあと、舞台裏でものすごい盛り上がっているのがまた「青春だねぇ」。

全体に、生徒たちが明るくて、学校生活をめいっぱい楽しんでいることと、いろんな企画の見せ方・まとめ方の要領がいいことが印象に残った。それと、アカデミックな雰囲気より芸術系の雰囲気が強いってことかな。こじろうの学校がより好きになった一日でした。
コメント (13)
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