「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

      拉致被害者を返して下ださい 金正一さん

2010-02-16 07:26:35 | Weblog
金正一(キムジョンイル)総書記、68歳の誕生日おめでとう。たまたま僕も今日が
誕生日なので、貴方の誕生日を覚えているのです。本来ならば同じアジアの国
の指導者の誕生日です。心から祝福を送りたいのですが、同胞17人が貴国に拉致
されたままでは、その気にもなりません。貴方も高齢で余命も限られています。
人間としての心があるならば、一刻も早く被害者を返してください。

拉致被害者の一人、横田めぐみさんは1977年11月、貴方の命令で貴国に拉致さ
れましたが、当時まだ15歳、中学3年生の少女だったのです。ちょうど僕らの次女
も同じ年齢です。拉致されてから、すでに32年、次女の息子、つまり僕らの孫も4月
には大學に入ります。長い歳月の流れを実感できます。めぐみさんのご両親の気持
ちがよくわかります。

偶然なのですが、わが政権与党の幹事長、小沢一郎さんも、中井拉致問題担当相
も貴方と同じ1942年生まれです。二人とも拉致問題解決には熱意をもっています。
とくに、小沢幹事長は、真偽のほどは判りませんが、おカネでの解決しかないと言っ
ているそうです(産経新聞)。僕はもちろん、この提案には反対ですが、気高いむくげ
の花が国花の貴国ですから、多分これには反対でしょう。

鳩山総理は"身体を張って”拉致問題を解決したいと被害者家族に約束しています。
小沢、中井両氏とは同じ時代を生きてきた金正一総書記、どうでしょう。問題解決の
ため二人と会ってみては如何がでしょうか。