「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

         金メダルが獲れない 日本選手の活躍

2012-08-05 05:34:55 | Weblog
ロンドン五輪の日本選手の連日の活躍は目覚ましい。9日目を終えた時点でメダルの獲得数は金2、銀10、銅12計24個と、すでに前回北京の26(金9、銀6、銅11計26)に迫る勢いで、開催国であった1964年の東京五輪の金16、銀5、銅8計28を越えて史上一も夢ではない。ただ残念なのは、今のところ金メダルが少ないことだ。

何故金メダルが少ないのか?勝負は時の運で、ケチをつける気持ちはないが、先年、民主党の蓮舫議員が行政刷新会議で次世代スーパーコンピューター仕分けののさい言った”世界一になる理由があるのですか?二位ではダメなのですか”という言葉が思い出される。まさか日本選手団の気持ちの中に蓮舫さんのような気持ちがあるとは思えないのだがー。

国際スポーツ大会で金メダルが獲れなくなったのは、今回のロンドンだけではない。2006年12月のドーハで行われたアジア大会でもそうだった。金メダルの数は中国、韓国についで三位、期待された野球、女子サッカーもすべて銀メダル。小ブログ(12月16日)は”日本チームは銀メダルがお好き”と揶揄して書いている。

今回のロンドン五輪で金メダルが少ない原因の一つは柔道の不振だ。前回の北京では三つ、アテネ大会では八個も獲っている。お家芸の柔道で優勝できなくなったのはなぜなのか。詳しい技術的なことは判らないが、素人の僕が見てもガッツが不足しているように見える。ドーハのアジア大会について小ブログは”現代っ子は、ここ一番の勝負に弱いようだ”と書いている。後半に入って、あといくつメダルは獲れるだろうか。明石の水族館のタコ君のメダル予想は25個だそうだが、これは突破しそうだ。