「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

”ホニャナラナラ”おかしな日本語使うNHK

2013-09-04 06:42:06 | Weblog
NHKの昼間の連続クイズの男性司会者が”ホニャラナラナラ”という僕には意味不明な日本語を連発している。子供に聞いたら、なんだか判らない「伏字」の意味だという。おそらく漫画かお笑いから来た言葉なのだろうが、NHKは公共放送である。80老とて、きちんと聴視料を支払っている。

岐阜県に住む71歳の男性が”NHKは外来語を多用しすぎる。聴視料を支払っている自分には精神的苦痛だ”と名古屋地裁に訴えたそうだが、結果はどうなったのだろうかー。外来語だけではない。最近NHK,とくにラジオ第一には老人には解らなかったり、耳障りな日本語がめだつ。”すっぴん””ちょめちょめ””だんとつ” ”いけめん” ”いくめん””ぞんげ”etc。外来語多用について感想を求められた松本NHK会長は”古い世代なのだろうか、自分もそう思う”と語っていたが”ホニャナラナラ”はご存知なのだろうか。

おかしな日本語番組の最たるのはNHK第1の日曜日夜の若者向け番組だ。毎日が日曜日な老人にとっても日曜日は日曜日だ。楽しみにスイッチを回すと、若者同士のふざけた番組で聞くに堪えない、それも1時間以上にわたって放送している。ここまで若者に媚びる番組つくりをする必要があるのだろうか。

高齢者に人気のある「深夜便」も最近、僕らみたいな”超”のつく高齢者には面白くなくなった。アンカーも若返り、かっての宇田川清江さん的な同時代人がいなくなったせいなのだろう。これは仕方がない。しかし午前2時台の音楽番組の選曲が若者向きに偏っていて、したり顔でしゃべるアンカーの説明も、外来語が多すぎておかしい。いつの時代にも通じるクラッシク音楽をもっと放送してもよいのではないだろうか。