「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

”お化けすすき”と秋

2013-09-23 06:42:40 | Weblog
”暑さ寒さも彼岸まで”というが、今年の東京はどうなっているのか。昨日近所の大学跡の公園を散策したら”お化けすすき”のパンパス.グラスが、すでに盛りをすぎていた。風の音にも秋は感ぜられないが、パンパス.グラスの穂先の行く雲は秋の雲であった。

"杖をつかず自分の足で歩こう”

2013-09-23 05:36:56 | Weblog
左膝の痛みの治療で近所の整骨院に通院してから5日、心なしか歩行が楽になった。整骨院での治療は痛い左膝だけではな、背中から腰、両足にかけてのマッサージ、それによく解からないが、弱い電流を身体に通して、反応のあった部分に一種の絆創膏を張る療法だが、今まで杖をついて歩いていたのが、なしでも歩行できるようになった。

整骨師の指導は杖は安全のためにもってはよいが、出来るだけ杖に頼らず歩いたほうがよいという。杖をついて歩くと、どうしても姿勢が悪くなり、膝にも悪いという。昨日たまたまだが、NHKテレビの”さきどり”という番組をみていたら”もう一度自分の足で歩こう”という特集をしていた。足腰の悪い60歳代の女性が、もう自分の足だけでは歩けないと諦めていたのだが、理学療法師の指導で”足育”(足の指の運動)をした結果、杖なしで歩行が可能になった。

僕が受けている治療も足の裏と指を毎回チェックする。僕は当初膝の痛みが、マッサージによって多少なりとも治ればと思っていたが、治療によっては、杖なしでも歩行できるのも夢ではないと思うようになってきた。整骨院の治療を受ける前、僕は1か月に1回、整形外科病院で膝に注射をしたり、痛み止めのに塗り薬を貰っていたが、一向に良くならなかった。

整骨院の治療は健康保険の対象外のようである。これに対して整形外科の治療は健康保険が適用されていて、病院は政府から高額な医療費を受け取っている。老人の一患者にすぎないが、医療の矛盾を感じる。