「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

”人生苦もあり楽もある” ガンで入院します

2013-09-09 06:12:16 | Weblog
今日9日から膀胱ガン手術のため入院します。前回2010年6月、最後の手術から数えて3年3か月、2000年2月の最初の手術からは13年間で4度目の手術になる。この病気の宿命なのだろうかー。過去の経験から安全で無事であることは解っているが、80歳をこえる老骨には2時間にわたる手術は体にこたえるし、精神的にもめいる。

日本の医学は日進月歩だ。13年前発病したときは、膀胱ガンと診断されるまで9か月もかかった。血尿とものすごい痛みが出て、かかりつけの内科医の紹介で近所の泌尿器科の診断を受けたが、前立腺肥大と誤診されて、治療のため抗生物質の薬を与えられた。薬を飲むと血尿も止まったが、薬がきれると同じような症状である。この間、3週間も海外旅行をしたりしていた。しかし、回復の兆しがないので、娘が心配して国立病院へ強引に僕を連れていった。

国立病院でもすぐには膀胱ガンの診断は出なかった。結局、最初に近所の泌尿器科医の診断を受けてから9か月もかかっている。今なら、多分膀胱内視鏡検査をすれば一回で判明したのだろう。手術から退院までも当時の記録を見ると半月以上かかっている。前回最後の時は6日で退院している。昨年、一昨年は秋、海外旅行を楽しんでいる。今年は、あまり変化もなく楽しくもない病院でのベッド生活だ。歌の文句ではないが”人生苦もあり、楽もある”である。従って小ブログも1週間ほど休みます。