「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

”出来すぎ”の春場所横綱.大関の後半戦

2014-03-24 06:03:32 | Weblog
千秋楽の土俵をテレビで観戦していたら、解説者の北の富士が14日目の大関琴奨菊が横綱日馬富士を負かした相撲を評して”考えられなかった”一番といっていたが、春場所の後半、横綱.大関戦には、この一番だけではなく、僕には”考えられなかった”一番が多くみられた。12日目、大関鶴竜が同じモンゴル出身の横綱、日馬富士、ついで13日目白鵬を破った時点で、鶴竜の横綱は”みえた。12日を迎えて6勝6敗、勝ち越しには後がない、琴奨菊が過去に歩の悪い白鵬、日馬富士に次々と破った。これも僕には”考えられない”相撲だった。

3年前の平成23年の初場所、相撲協会は野球賭博に関連して八百長相撲をしたとして、十両幕内力士を解雇したが、うち7人は徳瀬川、光龍、保志光、猛浪、春日王など7モンゴル、韓国力士が入っていた。当時、この問題は、あまり問題にならなかったが、やはり、外国人には大相撲が国技である事が理解できないのではないかと心配した。

鶴竜が横綱審議会の推挙で第71代横綱になるのは間違いない。久しぶりの3横綱時代で豪華な番付で、これに水を差すわけではない。しかし三人がモンゴル出身とは”国粋主義者”の僕にとっては、いかにも情けない。3横綱が毎場所、優勝杯を持ち回りで獲得する事態もありうる。”考えられない”相撲が多くならなけれな、よいと思うのだがー。せっかく、再び盛り上がりを見せてきた大相撲である。こんなブログが登場しないよう、よろしくお願いします。