「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

米国のファーストレデイからの感謝のメッセージ

2017-03-03 06:40:41 | 2012・1・1
「ひな祭り」の季節なのに昨日の東京は真冬に逆戻りした感じで、満開をすぎた紅梅なのか、それとも早咲きの桜なのか、近所の大学跡の公園で、真紅の花が冷雨に煙っていた。(写真)"三寒四温”の季節である。寒い日があっても、暖かい日もあり、その繰り返しで春がやってくる。加齢と共に、毎年その到来が待ち遠しくなってきた。

そんな中で、海の向こうの米国から、今年のポトマック桜祭り開催委員長のメラニア.トランプ大統領夫人から105年前、当時の尾崎行雄東京市長が友好親善のしるしとしてタフト大統領に贈った桜の苗木に対して改めて感謝するメッセージが届いた。今年はワシントンも温暖気候のためか、桜の開花予想も早いらしい。米国からは”アメリカン.ファースト”の夫君からだけの声ばかり聞こえてくるが、メラニア夫人には”夫唱婦随、”ファーストレデイとしての気配りが感じられる。

これに反して、日本のファーストレデイ、安倍総理夫人、昭恵三さんの「森友学園」をめぐる言動が国会でも批判されている。総理は昭恵夫人がすでに、名誉校長を辞任、さらに私人としての言動だと弁護しているが、国民からみれば、夫人の言動はあまりにも軽率で、お粗末だ。どんな理由があっても、教育の場で、隣国を批判するような学校を躾の模範校として推挙するような言動は許せない。私人だといっても外遊の際、総理と一緒にタラップで一緒に手を振る夫人を国民は公人としてみる。総理には同情するが、強弁である。