今年の首都圏の梅雨は”梅雨”らしい。このところ、太陽は顔を見せず、うっとうしい日が続く。ブログの材料に困ってたら、老妻が庭の鉢植えのランタナが咲き始めたと写真を撮ってきてくれた。紫陽花(あじさい)と同じ梅雨時咲き、季節の歩みによって花の色を変化させるので、七変化の花というらしい。花言葉は合意、協力、確かなる計画性。
加齢と共に人間頑固になってくる。七変化の余地がなくなってきたのだろう。確かなる計画性といっても明日(あした)のことさえ計画が立てられない。ランタナの花の色の変化はすでに決まっているが、我が身はわからない。俗言だが、やはり”年はとりたくない”ものだ。けばけばしいランタナの花への妬みなのだろうか。やはり、老人には紫陽花のほうがよい。