輸出手続き簡素化するリストから韓国を除外する法改正を閣議決定したのに対して、昨日、韓国の文在寅大統領が”盗人猛々しい“と口汚く非難してきた。傲慢無礼な発言だ。”猛々しい盗人”はどちらなのだ。一国の大統領が使う言葉ではない。
”徴用工”訴訟に端を発した今回の一連の騒ぎは、韓国が仕掛けたものだ。”徴用工”にしても”慰安婦”にいても、すべて問題は1960年の日韓基本条約で解決済みの問題である。それを半世紀を経た今になって、誤った歴史解釈に基づいて再び持ち出し”カネをよこせ”と言い出してきている。こちらが国際法によって解決しようと申し入れても応じてこない。
"蛙のツラの水”というが、3年前、最終的、不可逆的に合意をみた「慰安婦合意」も僅か数年で一方的に破棄しながらわが国の拠出金がどうなっているかわからない。よくぞ、文大統領は平気な顔して”猛々しい盗人”と言えたものだ。三省堂の「慣用句ことわざ辞典」によると”盗人猛々しい”とは「悪いことをしながらも平然としていて、とがめられると逆に相手に食ってかかる」とある。
"盗人”とは俱(とも)に天を戴かざる国の言葉だ。しかし、元寇の時代とは違う、冷静に、だが”盗人に追い銭”の難にあわないよう,挑発に乗らず、話を進めるのが得策だ。