「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

老人の処暑 オシロイバナの散歩道

2019-08-26 04:45:47 | 2012・1・1

8月の最期の日曜日の昨日、処暑に身をもてあませていた僕に同情して老妻が久しぶりに散歩に連れ出してくれた。散歩といっても家の近くの呑川暗渠の遊歩道、歩数にして僅か数百歩のところだ。商店街と反対方向のため知らなかったが、ハウスの園芸店で、最近、地元でとれた野菜も無人スタンド形式で扱うようになったのだという。100円コイン1枚でキュウリ3本買えるから、僕の散歩にはもってこいだというのだ。

残念ながら、店は日曜日で休日だったが、近所のお宅の庭は赤色の花が真っ盛り。老妻に聞くと”オシロイバナ”だという(左写真)。しかし、僕が”オシロイバナ”と思っていた花が遊歩道で蕾を咲かせようとしていた(右写真)。まったく僕には別ものに見えるのだが、老妻に聞いてもわからない。”オシロイバナ”は、外国では4Oclock,日本でも夕方,開花することから「夕化粧」ともいうそうだ。80老になっても知らないことが多い。

たった数百歩だが、散歩ができ快適であった。風はまだ見えないけれども秋近しである。処暑、立秋、白露、老人は老人なりに季節の移り変わりが待ちどおしい。