「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「日の丸」が胸から消えた”サムライ日本”U18野球選手のシャツ

2019-08-29 05:44:18 | 2012・1・1

 

18歳以下のU18ワールドカップ野球大会が30日からソウル郊外の抱川で開催されるが、昨日釜山金海空港に到着した日本の選手20人が着ている白のポロシャツの胸には、国際大会にはつきものの「日の丸」のロゴがなかった。選手を選出した日本高野連の事務局長の話によると”最近の日韓関係を配慮して相手側を刺激するの得策ではない”のが理由だそうだ。

僕ら昭和1ケタ生まれは戦前、小学校唱歌「日ノ丸」を学校で習った。                                   ▽ 日の丸(高野辰之作詞 岡野貞一作曲)  

一、 白地に赤く日の丸染めてああ美しい日本の旗は、二、朝日に昇る勢い(いきおい)高くああ勇ましい日本の旗は。  戦後、この二番は”青空高く日の丸かかげああ美しい日本の旗はに  変わったそうだが、今の子供たちに引き継がれ歌われているのだろうか。 

僕ら世代を含めて戦後「日ノ丸」について偏見がある。その偏見が今回のようなことになるのではないか。韓国は空港に”Welcome"の横断幕を掲げて迎え、選手たちも笑顔で写真に治まっている。選手を派遣した高野連の「日ノ丸」についての偏見からくる、おかしな忖度である。サムライ日本である。堂々と国旗を胸につけ、優勝して「君が代」を斉唱すべきである。                            

                                                                         .