ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

私の「読書の秋」~おもしろい藤井聡京大教授の本、その他、たくさん買った本一覧表

2012年10月05日 | 読書

子どもの時から本は大好きだったけれど、老親介護などで本はツンドクになっていた。
父も亡くなり、時々ボーッとしているが、子どもの時からの親友(悪友?)パンダ夫人に影響され、ヤル気をださないといけないと思い、本を買った。
「こんなに」と思うほど・・・「こんなに買って読めるの?」って自分でも思ったが、藤井教授の本は意外なほど面白い。
私は科学や経済に人並み以下の知識すらない、こうした理系の本など、今まで興味なかった。

ところが藤井教授の本は面白くて、話の内容に幅があって、私でも喜んで読めるのだ。
「もう寝る時間だ」と思っても読んでしまう。
実は藤井教授の講演を聴くための「予習」のために買ったのだけど、「かっぱえびせん状態」である。

本は「列島強靭化論」・・・序章【強靭な精神をもつ日本人】
             第一章【巨大地震はすぐまた起こる】
             第二章【東日本のふるさと再生】
             第三章【日本経済の復活】
             第四章【列島強靭化のための八策】
             終章 【未来を変える】          文春新書760円+税

「日本破滅論」(これは中野剛志先生と対談)・・・第一章【大地震を食う】~危機論
                        第二章【学者・官僚・メディアの嘘】~パラダイム論
                        第三章【新幹線と失われた20年】~物語論
                        第四章【沈黙のらせんを絶て】~政治論
                        第五章【マクド経済論が世界を蝕む】~経済論  文春新書770円+税

「救国のレジリエンス」・・・・・講談社 1500円+税  


他にも何冊か買っている。
「激論 日本の民主主義に将来はあるか」(岡崎久彦・長谷川三千子)・・・・・海竜社 1800円

「約束の日~安倍晋三試論」(小川榮太郎)・・・・・幻冬舎 1500円+税

「橋下徹、ニヒリズムの研究」(森田実)・・・・・東洋経済新報社 1500円+税

「漢詩を読む」日本の漢詩、幕末から昭和・・・・・NHKラジオテキスト 定価800円

「人間の縁(えにし)」(浅田次郎)・・・・・海竜社(新書) 880円+税

などなど・・・他にNHKの語学の本数冊・・・。

でも何もできていない。
勉強しようと思っていたら「帯状疱疹」になり、医師に「絶対に無理をしてはいけない、気楽にゆったりとして疲れをためないで」といわれ、それを「固く守っていた」からである。(笑)

おかげさまで、今日、医師に「もう大丈夫」と言われ、これで元気に過ごせるし、三宅博先生と藤井教授の「救国講演会」も拝聴できる、でも「予習」が・・・。本、まだ初めのほうなんです・・・・。
それに無事に行けるかどうか・・・今日も駅に行って電車の乗り換えなどを訊きに行ったのだけど・・・。
先月の「西村真悟・田母神」両氏の講演会は堺まで無事に行けたが「乗車券」を失くすし・・。不安。
 

10月5日のアクセス数 閲覧数:5,869PV


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ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」~実在の総督シモン、カップッチッリが歌う

2012年10月05日 | asia-corriodoioさまのエッ
P. Cappuccilli as Simon Boccanegra "Plebe, patrizi, popolo!"


ヴェルディが生涯かけて完成させたオペラ、それが「シモン・ボッカネグラ」であった。
かつてのイタリアは都市国家で、そのうちのひとつ、ジェノヴァはサラセンから海を護り、一方、ヴェネツイアの脅威からも護らねばならないという、いつもジェノヴァは自由と平和を「自分たちの手で」護るため、海上保安官のシモン・ボッカネグラ(ジェノヴァを護る海賊と称されたほど強力な人物だった)が平民から「総督」に選ばれた。

シモンは長年、善政を心がけ、民衆の支持と尊敬を得たが、貴族階級からは低く見られ、その貴族も4つのグループに分かれて争い、「ジェノヴァの危機」にあった。

シモンは「兄弟殺しよ!平民たちよ、貴族たちよ、残虐な歴史の人々よ」と呼びかけ、その争いを止めるべく、人々に訴える。
私心なきシモン総督の言葉に人々は感動し、その言葉を受け入れるが、シモンの敵たちは秘めたる憎しみを歌う。ミラノスカラでのライヴである。

そしてこのオペラは都市国家ジェノヴァの「内政の危機」を描いたものでもある。


Nicolai Ghiaurov & Piero Cappuccilli - Simon Boccanegra

誇り高い没落した貴族、フィエスコはずっとシモンを憎んでいた。
フィエスコはシモンに会い、長年の憎しみを歌うがこの時シモンは、裏切り者に毒をもられ、苦しみながら、フィエスコの誤解を解く。
何と美しい、そして悲しい場面だろう・・・フィエスコは泣くのだ。
「泣いている・・・お前の言葉は神がかわって語らせているから。
 そして厳しい叱責を感じるのだ」

ジェノヴァの栄光は護られた、都市国家は外敵にも内政にも弱い、ヴェルディは「祖国統一運動」への願いを彼のオペラの底流にこめている・・・そしてこのカップッチッリとギャウロフの名唱は、いつまでも聴く私の心をうつのである。
この動画は東京公演のライブを動画にしたもの。和訳も付けてあるのでわかりやすい。

三宅博先生へ・・・いつかご覧になって下さい。
「道州制」に早くから反対なさっているのを支持します。

さらりんさまへ・・・いつもオペラのコメントをありがとうございます。
           これは心からの感謝の気持ちです。
Aida 1961 Simionato Act 4 sc1 FINALE

忘れられないメッツオ・ソプラノ、ジュリエッタ・シミオナートによる「アイーダ」のエジプト王女アムネリス。
ラダメスの心は奴隷のアイーダ(実は敵国王女)に、その為に宗教裁判で死刑を宣告されたラダメスを権力で救おうとして、ラダメスに拒絶され、それでも神官長に訴え、権力にて脅すが、相手にされず、ここで王権は宗教者に及ばぬことをはじめて知る。
アムネリスは神官長らを「呪ってやる」と泣き崩れる。


私ってこの気位の高いファラオの娘、アムネリスがなぜか好きだった。
これはジュリエッタ・シミオナート、20世紀最高のメッツオ・ソプラノで、通訳をなさっていたぐらっぱ亭さまは、シミオナートの手をとってステージまで案内なさった。

また、マリオ・デル・モナコが交通事故で重傷を負った時、世界的な外科医のフルゴー二博士が手術し、無事、デル・モナコはカムバックできた。
フルゴー二博士の妻は、ジュリエッタ・シミオナートである。
この時のシミオナートは51歳、気品があって美しい。
シミオナートは先年、100歳にあと一週間という長寿を全うされた。

江川詔子さんがブログやツイッターのHNを「アムネリス」と・・・・・・・。

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【超限戦】恥を知れ、日本のマスコミと中共の同質性[桜H24/10/3]

2012年10月05日 | 政治
【超限戦】恥を知れ、日本のマスコミと中共の同質性[桜H24/10/3]


日本は今、中国の侵略行為の標的に晒され、かつてない国難を迎えているが、国民の意識を啓蒙すべきマスコミは、利益誘導と世論操作に明け暮れるばかりで、ジャーナリズムを­完全に放棄した状態にある。しかし、今や国民が単なる情報の受け手ではなくなり、個々人がマスコミの情報封鎖を打破する発信が可能になった事は大きな変化であろう。それに­気付かず、あるいは認めることが出来ずに、かつての「成功体験」に縋り付いているマスコミと、恥知らずなプロパガンダを垂れ流している中共との同質性を考えていきます。(動画の解説より)

☆ ハッキリした見解・意見にきいていてスッキリします。
  安倍バッシングがきかなくなてきたことで慌てるマスコミ。
  沖縄での驚くべき、危険な凧揚げ・・・オスプレイ反対運動のテロ的な実態。
  「逮捕されてもいい人を募集」と沖縄の新聞。
  中国は「尖閣ツアー」を計画中、とか。
  むかつくことが多い。
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ヴェルディ「アイーダ」~ラダメス出陣、(デル・モナコ東京で歌う)

2012年10月05日 | オペラ
Nume, custode e vindice - Mario del Monaco & Paolo Washington


さらりんさまに、また素晴らしいコメントを頂き、この貴重な名演奏の動画をUPすることにした。
名歌手マリオ・デル・モナコがはじめて日本に来て歌ったのは戦後10年、日本はまだ復興には遠く、駅には戦傷者が小さな箱を前に置き、道行く人々に施しを乞うていたという痛ましい時代であった。
マリオ・デル・モナコは上野駅で、その人たちを見て、帽子を手に、イタリアの歌を歌い、通行の人々の施しを求めた。

上野駅には「世界最高のテノーレ、黄金のトランペット」たるデル・モナコの声が響き渡ったが、人々は唖然として、遠巻きにして聴き入った。

デル・モナコは悲しそうに「イタリアも多くの戦傷者がいて、このように私は歌を歌って道行く人たちに、戦った兵士を忘れないで、と訴えた。私も兵士だった」と。

もちろん、この話はずっと後で耳にしたことであり、マリオ・デル・モナコ自身が言っていたことである。

そしてこの動画で歌っているヴェルディ「アイーダ」はそれから2度目の来日公演であった。(この年に東京文化会館が建てられ、こけらおとしにデル・モナコ主演の「アンドレア・シェニエ」日本初演、そしてこの「アイーダ」その他が演じられた。
デル・モナコの初日には昭和天皇がご臨席になり、デル・モナコはその為に早朝6時から発声練習に余念なく「エンペラーが来られる」と緊張していたという。

この場面は、出陣する将軍ラダメスが、神殿で「勝利の祈願」をするところ。
ドナルド・キーン氏は「熊谷直実の出陣」とダブって感じたそうだ。勝利をおさめながらも、毅然たる敵を尊重し、同情する、そういった「武人」の姿を。

神殿の祭司長を歌う歌手に比べ、わがマリオ・デル・モナコは小柄である。しかしその声はまぎれもなく、輝かしく誇りに満ちた世界最高の「偉大なる声」である。

やがてラダメスは国中の歓喜の中に「凱旋」するのだが・・・この「凱旋の場」もUPしていたが、ヴェルディは勝者と敗者と同じ舞台に立たせ、それぞれの複雑な人間模様をからませて描いたが、その音楽に卑屈さは微塵もない。

この場面を思ったのは、さらりんさまの素敵なコメントからだった。


分裂状態であり他国からの外圧にさらされていたイタリア。
当時の人々にとって祖国の統一と独立への思いは、
切なる願いであったことと思います。

ヴェルディのオペラはその国民の熱き思いを
代弁し奮い立たせるものであったでのですね。

ベッラさまも御存じだと思いますが、
サッカー日本代表だった中田英寿選手が、
所属したパルマFCは我が町の英雄ヴェルディの名を取り、
ヴェルディFCとして誕生しました。
今、日本のサッカーの応援歌として歌われることも多くなった、
アイーダの「凱旋行進曲」はパルマのチーム応援歌でもあります。
この歌がイタリアで歌われるとき、
イタリアの民族としての熱き血を感じずにはいられません。

ヴェルディについてベッラさまにお話をお聞きするたびに、
「祖国」について考えさせられるとともに、
平和と豊かさを享受してきた私が、
これらは常に誰かが与えてくれるものではないことを
痛感するのです。
(以上、さらりんさまのコメント)

Mario Del Monaco in Aida Tokyo 1961 Triumph Scene

敵味方、それぞれの思い、そして「凱旋行進曲」の旋律が最後に印象的に出てきます。


ありがとうございました。わがマエストロ、マリオ・デル・モナコのかつての話を思い起こしました。
「祖国防衛」とは・・・家族の為に、国家のために、と。
 そしてユーゴのチトー大統領がデル・モナコの歌を聴き、感動して「ひとつ島を貰ってほしい」という公私混同に、デル・モナコは毅然と断ったこと、など・・・。

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【支持率】これを調査と言うべきか、工作と言うべきか[桜H24/10/3]

2012年10月05日 | 政治
【支持率】これを調査と言うべきか、工作と言うべきか[桜H24/10/3]


マスコミの捏造や世論誘導に毎日「困ったことだ」と嘆いていましたが、支持率も「報道」ではなくて「工作」だったのですね。恐ろしい捏造が日常的に繰り返されている、それがバレてきたのです。
安倍バッシングを心ある国民が許さないように、「もう騙されない」という怒りが相当なものとなりました。
もう黙っている必要はありません。
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