【柚原正敬】学生決起は台湾の独立意識に火をつけるのか[桜H26/5/9]
日本李登輝友の会常務理事の柚原正敬氏をお迎えし、『正論』6月号でも執筆なさっている台湾の「太陽花学運(ひまわり学生運動)」をめぐり、対中「サービス貿易協定」成立に向けた政府の強硬姿勢が学生達を立法府占拠へと駆り立てた経過や、「万年議会」解散へとつながった1990年の「野百合学運」との関わり、そして今回、学生達が台湾独立に一切言及しなかったにも関わらず、独立を支持する声が高まっている実状などについて、お話を伺います。(動画の解説)
★ 台湾の学生さんたちは、台湾を護ろうとどれだけ必死だったか。
日本でも応援の集会が行われましたが、日本では沖縄が心配です。
「台湾」の動きが、アジア各国の中国に対する動きにも大きな影響だったでしょう。
中国の覇道をいかにくいとめるか、これからも大変です。
台湾だけのことではない、メチャクチャな中国についてはアジアの各国が反発。
一方中国は国内の動乱を避けることはできないと思います。
台湾の中に中国から多くの人や企業が入り込んでくる、そして台湾を実質上併呑
しようとする。中国はグローバル経済、しかし儲けているのはごく一部、
中国の国内格差は広がるばかり、これが中国の現状。
日本も同じように外国人労働者や「移民ではない」と言ってもそれが「移民」と
同じようになること、グローバル新自由主義は危険であることなど、台湾に学ぶ
ことが多いと思いました。
【動画に寄せられたコメントより】
1、台湾という国を思う時、いつも胸が苦しくなる。
彼らが日本に抱く、尊敬にも似た好意に、我々日本人は全くと言って良いほど答えられていない。
台湾に対し、こう接したい、こう向き合いたいとの願いも虚しく、台湾と中国の違いすら解らぬ日本人すらいる。
それでもなお、そんな日本に苦言を呈する訳でもなく、まるで病に倒れた兄を見守るごとく寄り添ってくれる台湾国民。
彼らの思いに応えたい。
強く大きな兄の背中を再び見せたい。
本当に情けない。
中国など恐るに足らぬと吐き捨てられる日本に戻る事を願ってやまない。
2、日本統治以前は部族間の摩擦が絶えなかったが、日本の統治政策により一つの台湾国となる。大東亜戦争後、大陸から外省人の国民党がわたってきた。こいつらは、本来の台湾人とは異質の者です。
3、十億を超える人口を一つの政府が収めることには無理があり、ウイグルやチベットでは武力による制圧を乗り越えて暴動が頻発している。
台湾を中共の支配下に置こうと強行すれば更に大きな火種を抱え込むことになるだろう。