ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

水島氏と西部先生の葛藤

2014年05月04日 | 政治

★ 水島さんは4月の「討論」で、西部先生が上島嘉郎氏(別冊「正論」編集長)と「テロリズムしかないな」と言っているときに困った、といいます。
  これはたとえで西部先生が話されていると私は思いましたが、水島さんはどうも真正面から受け取られたようです。
  私は戸惑ってしまって、このような解釈をされるのは大変危険と思いました。
  西部先生の本や動画をよく見ている私には、水島さんのように受け取れないのですが・・・


  

・・・水島さん、思いつめないでください、そんなお話ではなかったですよ。水島さんの「同じ話の繰り返し」が心配です。

【動画に寄せられたコメント】
言論においてテロを語ることと実際にテロを実行することとの直接的な関連性はないのではないか。
水島さんは自説に拘り過ぎるあまり他者との議論を非常に狭いものにしている。

少なくともそういう嫌いがあるのは否めない。
この動画における水島さん自身の「テロ観」もいまいち分からない。(テロは肯定しないが、黙ってする限りにおいて容認する???)
そもそもこの間の討論で水島さんが違和感を持つような話はされたかな。
この際、西部、上島両氏はもちろん、精鋭論客による「テロリズムとは何か」討論をしてほしい。(以上)

★≪加筆≫・・・確か、上島氏が長谷川三千子さんがマスコミに非難された「野村秋介氏への追悼文」、これがテロ賛美と非難されたこと、
  朝日新聞に対して抗議し自殺した野村秋介氏を悼んだものだった。
  そこで西部先生が、「世界の歴史はテロなしにはなかった」ということを発言。「マスコミはテロ、ということで天麩羅一丁上がり」
  となる。もちろんテロ賛美というのは愚かしいことだけど」というような発言をされたことでした。
  西部先生は「大衆社会」の恐ろしさも発言されていたし、デタラメな人たちばかりの競争、というのも危惧されていた。
  なぜ、水島さんはこのように受け取られたのか、どなたかお話をきいてさしあげればと思います。
  ご自分の中で現状の心の葛藤があるのでしょう。(動画を探して繰り返し見て加筆しました。)




・・・4分頃から12分頃まで


★ むしろ、西部先生の安倍総理へのまっとうな批判に対して、同じことを繰り返す水島氏の安倍擁護は「安倍信者」小川榮太郎氏と同じスタンス。・・・西部先生の頭脳明晰さ、枠にとらわれない発想と考え方の的確さにはいつも感嘆するのです。三橋氏も同調しています。


・・・46分頃、小川榮太郎氏の「優先順位」という阿倍擁護に対し、
西部先生
「今、国内の投資、成長戦略は破綻しつつある。普通の人間だったら気付かなきゃならない。
それは国内需要だ。株が上がろうが円安になろうが、将来はおそらく不安定になってくる。グローバリズムなんて言っている場合ではない。
日本の民間資金が外国に流れる部分をいかに国内に留めるかという問題だ。
「チェックをかけなきゃいけない」というのを、安倍さんはなにひとつ理解していない。
今の役人どもはほとんどグローバリズム、改革改革という。
そういうのを安倍さんは野放し、自覚さえ持っていない。「優先順位」というのでなくて、防衛・経済・移民問題などひっくるめて
連関づけて議論できないと分裂が深まるだけ!」などなど・・・。
パネリスト:
 有本香(ジャーナリスト)
 大高未貴(ジャーナリスト)
 小川榮太郎(文芸評論家)
 上島嘉郎(別冊「正論」編集長)
 西部邁(評論家)
 古谷経衡(著述家)
 三橋貴明(経世論研究所所長・中小企業診断士)
司会:水島総


★ この後、水島氏はまた同じ話を繰り返し反論。

ところで小川榮太郎氏は「約束の日」の著書で有名ですが、月刊誌2013年12月号「正論」への寄稿でも安倍さんを全面的に擁護。

「安倍信者」小川榮太郎氏は最初から「田母神支持」せず、舛添を安倍氏と容認したようなところを感じます。
これも自民の「優先順位」のひとつとでもいうのでしょうか?
また、小川榮太郎氏は月刊誌「正論」12月号で
「そもそも、一般国民、いや社民党や共産党さえおとなしいのに、保守層だけが
これでもかというばかりに、安倍氏の政策判断をミスと決めつけ、そうした自分の言動・判断を恥じず、疑わずにいる。
安倍氏が新自由主義者などと攻撃するより、少しでも現政権にあって手薄だったり、疑問視せざるを得ない点を民間で足し増し、
建設的な政策提案をするほうがよほど日本の国力になると考えているからです。」(転載に当たって現代仮名遣いに直しています)







コメント (6)
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「西部ゼミナール」~若き日本人が語る古き良き日本論 (中野剛司・柴山佳太・施光恒)

2014年05月04日 | 政治
  


①ナショナリズムは人間の常識
ゲスト
中野剛志(元京都大学大学院准教授・評論家)※ホサ官
柴山桂太(滋賀大学経済学部准教授・雑誌「表現者」編集委員)
施光恒(九州大学大学院比較社会文化研究院 准教授)

内容
▽国家が危機に直面している中で大所高所からの論義
▽現代の政治は雪崩打つように変な方向へ進みつつある
▽教育再生の英語教育はグロービッシュ
▽俗悪なものを広めれば言葉は単純化する




内容
▽軍事ではイラク戦争で経済ではリーマンショックで頓挫したアメリカ一極主義
▽中国は近代資本主義の権化のようでグローバリズム国家としてアメリカの価値観と通底­している▽安倍政権のかかえる日本のディレンマは中国の横暴と米中の連携
▽戦後日本は自由貿易で発展したという嘘話▽国防の事を真面目に考えていない、
自主防衛の問題に触れたくないのか
▽中江兆民「死ぬ事を覚悟で国が滅びることを覚悟で戦う」
▽若き知識人が語る古き良き日本論




内容
▽日本史上初の民主革命的政権交代と言った言葉の虚しさ
▽知識人の洞察力、認識力、予言力
▽リーマンショックについて専門家は予測、警告せず、反省もしない
▽過去や歴史の重要性を言った保守思想家による未来の予見力
▽グローバル人材とは何か、
▽ビジネスも直観力や度胸が必要
▽学問を超えた思想、哲学、歴史、人生観の必要性
▽人間との関わりの中でみえてくる物事の焦点
▽若き知識人が語る古き良き日本論




内容
▽世を助ける道義、規範の秩序が無ければアベノミクスは「経綸」のないものに
▽バラバラな方向に飛びかねない三本の矢を如何に束ねるか?
▽イノベーションという言葉を禁止にせよ、社会が良くなるという根拠はどこに
▽市場に任せて規制緩和による競争で成長戦略という嘘話
▽医療、保険、労働、社会的な規制で守られるべきもの
▽商品化に馴染まない人間・土地・環境・未来
▽国際競争力のためと企業が人件費削れば、所得や賃金が減りデフレを招く
▽まだ破壊的な創造を続けるのか?若き知識人が自由闊達に語る日本論


★ 西部先生のゼミ、一年前のものですが、今こそ聴きたいと連休中に聴いて少しでも勉強しょうと思いました。 
  もう以前にご覧になった方はとばして下さい。

 

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討論 「オバマ大統領来日は何だったのか?」

2014年05月04日 | 政治






・・・「慰安婦問題」「東京裁判史観」



・・・32分頃、日本では閣僚も知らされないTPP、アメリカでは逐一議会に報告とある。
・・・43分頃、関岡氏が示す「日米首脳ファクトシート」に注目!!



公開日: 2014/05/03
◆オバマ大統領来日は何だったのか?

パネリスト:
 潮匡人(評論家)
 片桐勇治(政治アナリスト)
 関岡英之(ノンフィクション作家)
 西岡力(「救う会」全国協議会会長・東京基督教大学教授)
 西村幸祐(評論家・作家)
 東谷暁(ジャーナリスト)
 馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
司会:水島総


【動画に寄せられたコメント】
オバマ大統領は訪韓の折にデタラメ朝鮮人慰安婦強制連行は「人権侵害」だと史実に反する的外れな発言をし、まるで訪韓の前に訪日したことなど忘れたかのように暗に日本を非難した。
もちろん「河野談話」をさっさと撤回できない日本側にも大きな責任はあるのだが、「アジアを解放した日本=悪玉」「原爆投下したアメリカ=善玉」という東京裁判史観をベースにアジア外交をしているオバマ大統領には、なぜ黒人の自分が、かつては黒人奴隷制度があり、60年代まで黒人の公民権すら認めない人種差別の国であったアメリカの大統領にまでなれたのか、今一度胸に手を当てて考えてもらいたいものだ。
もし少しでもオバマ大統領にその心があれば、少なくとも安倍総理の靖国神社参拝に対して「失望した」などという戯けた言葉など出てこないはずだ。

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