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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

安倍総理「真珠湾」に、一方トランプ次期大統領はチャイナに「知ったことか!」

2016年12月06日 | 政治
  
★ 本日(6日)の新聞は各紙が安倍総理が「真珠湾訪問」のニュースが第一面だった。
なぜかマスコミは賛成している。しかし「真珠湾」と「広島・長崎」は全く違うのではないか?
原爆は一般人無差別殺戮である。原爆だけではない。東京大空襲をはじめ、各地における空襲もそうである。
「慰霊」であるという色彩を強調しているが、この前の安倍昭恵夫人の「真珠湾電撃訪問」といい、やはりそのつもりだったのかと
思う。

★ 下記は本日届いた宮崎正弘氏のメールマガジンです。

アメリカの次期大統領トランプ氏は台湾に近づき、中国人民共和国に対して厳しい態度に出たようだ。
トランプ・ピボットは対中政策で始まる
  台湾総統と電話会談。南シナ海問題を初めて言及

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 さきに台湾問題で、画期的な「事件」が起きた。
 蔡英文総統からの祝意の電話にトランプ次期大統領が応じたのだ。1979年の国交断絶以来、37年ぶりの快挙である。

 「台湾に何十億ドルもの武器をアメリカは売却している。そのリーダーが祝意をつたえてきたのだ」とトランプはツィッターに書き込んだが、ついでにこういったのだ。
 「南シナ海の(岩礁を埋立て人口島建設と軍事基地化)ことで(中国は)アメリカの許可を得たか?」

 ペンス次期副大統領はテレビに出演し、蔡英文総統からは祝賀の電話会談だけだったと述べたが、消息筋はこの米台談話会談は長きに亘って練り上げられた演出だったとしている(ワシントンポスト、12月5日)。

 トランプの次期対中国政策は、トランプ・ピボットがおきる可能性を示唆している。
 過去の発言を振り返ってみよう。
 トランプ名言集は以下の通りである。

 トランプは中国を明確に「敵」と言っている。
 15年6月16日の出馬表明で、トランプは「私が中国を敵として扱うことが面白くない人間もいるが、やはり中国は敵以外の何者でもない。アメリカは深刻な危機に直面しており、嘗て勝ち組だったのは昔話である。最後にアメリカが誰かを打ち負かしたのは何時だった? 中国に貿易でアメリカが勝ったことがあるのか」。

 そして同年11月のテレビ討論会では
 「TPPなんてトンデモナイ。中国がいつものように裏庭から入りこんでだまし取ろうというのがTPPである」と発言し、このときまでTPPに中国が加盟していないことも知らなかった。

 北朝鮮問題にからめて、こういう発言もしている。
 「北朝鮮問題は中国が簡単に解決できるのに、これを利用してアメリカを操作したいため、問題解決に努力しない。北朝鮮問題を解決できない中国なんぞ潰してしまえ」。(2016年1月6日、CNNでの発言)。この文脈から日本の核武装を容認する発言へと繋がった。

 こうして過去の発言をフォローすると、トランプの中国観が自ずと浮かび上がってくる。台湾総統からの祝賀をうけたのも自然の流れである。

 オバマはアジアピボットを提唱したが、南シナ海でほとんど何もせず、リップサービスだけだったため、アセアン諸国はアメリカへの信頼を薄め、ラオス、カンボジア、タイが中国の圧力に屈し、ついにはフィリピンまでもが中国へなびき、「アメリカ軍は二年以内に出て行け」とドゥテルテ比大統領をして言わしめた。

 こうした退嬰的なアメリカの姿勢と百八十度異なるトランプは、つぎのアジアピボットを用意しているのではないか。(以上)


★ 気になるのはロシアのプーチン大統領来日が近いこと、これも読みが甘くてプーチン氏は絶対に「北方領土」は手放さない、
「北方領土」については「国防」の要点であると具体的な行動(軍事基地建設)を見ても明らかである。
安倍総理の故郷の有名旅館にプーチン氏をもてなして有効な外交結果を期待していた安倍総理は、ついに「真珠湾」訪問で、アメリカへのバランスをとろうとしたのか・・・。
日本人の誇りをどう思うかなど、あの日韓合意からもわかるように重きを考えていないようだ。
総理があちこち回って日本国民は何と悲しい・・・ことであろうか。


★ そして韓国の朴大統領、「弾劾」への覚悟を決めたと言っているが、韓国内にいては危険だろう。
あのデモをマスコミは「国民の思い」と言っているのが白々しい。朴槿恵大統領の「告げ口外交」に拍手してきた韓国民が今さら何を言っている、という声もある。
一番心配なのは日本だ。「太陽」でなく「惑星」でもなくその「衛星」のように、あちこちグルグル回る。
これを繰り返している。拉致被害者奪還など政府が言わなくなって久しい。


★ このエントリを書いていたら、宮崎正弘氏が出演のyoutubeが出たのでご紹介します。
・・・39分のところで「一番危ないのは日本ではないか?」と話されています。
(宮崎正弘氏著書「日本が全体主義に陥る日」)

【Front Japan 桜】
激動の時代!どうなる?世界と日本の行方 / トランプ靖国参拝への布石か?安倍首相真珠湾慰霊[桜H28/12/6]



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本日はジョーン・サザーランドが歌うアラビエフ作曲「夜鶯」

1969 The Nightingale (Solovei) by Alabiev - Joan Sutherland














コメント (2)
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