2015/11/26 ザ・ボイス 青山繁晴
2015/11/26 に公開
「ある政府機関で話をしていて絶望してしまった」と青山氏。
大学の先生でも「笑うセールスマン」のような人がいる・・・。
不純物のような人がいっぱいいる、
靖国神社の被害など。最近外国人(特亜)による事件が多い。
みんな知っているのに全くマスメディアに出てこない。
★ では・・・【本日の主なお話(7項目)】
1.TPP大綱決定、農産品輸出1兆円の「前倒し達成」を明記
農業の問題だけでなく日本の安全基準は護れるのか、農業水産業をどうするか?
穀物メジャー(戦勝国)が権力を握ると農薬など荒れ果てた国になっているのもある。
2.生還したロシア機パイロット「領空侵犯は1秒もない」とトルコに反論
トルコは5分間に10回の警告を行ったという。
偶発的に起きた事件と思われるが全く違う。撃墜されたロシアのスホイ25は、ふたり並んでパイロットが乗り、パラシュートで無事に降りてきていた。
戦闘能力を失っているのだから殺害してはならないが、トルコ系のトクメン人がひとりを殺してしまった。
すぐNATOの事務総長が「ロシアが悪い」と言っている。
トルコ空軍は正確に撃墜いているが、映像が多い、これはあらかじめ撃墜すると決めていたので映像が多い。冷戦が蘇って「熱い殺し合い」になっている。
大変深刻な事態になってきている。
トルコは西側の一端。NATOはトルコ軍をつかってやってしまった。
これから日本の本当の出番。
3.一票の格差是正、調査会が年明けにも結論へ
総選挙につながるものを裁判所が3回連続「違憲状態」とした。
政界内部では「あー」という状態。
メディアがワンパターンの報道しかしない。
選挙制度は国民からみたらいくらでも変えられる。
今の制度で当選した議員では無理。
(★ここでCMやお知らせが入ります。そのあと後半のお話です。)
日本がすべきことは「観光客」が有名なところでテロを起こすということもある。
中東でISは「日本人も狙う」と言っているが、日本は中東の国境は引いていない。
NATOの一員のドイツ、またアメリカやフランスもできない。
日本の役目は何か? マスコミは「テロリストと話し合い」というが、偽善である。
「一億総活躍」の挨拶をする安倍総理の音声あり。
政府は設備投資のことで来年の春闘での賃上げを表明、3年連続でベースアップを期待。
政府は2020年度をめどに蛍光灯や白熱灯を製造禁止する話。その他。
橋下氏は選挙後はじめて声明「大阪都構想を再び」。
来月18日の任期のあと、政治家をやめると言っているが・・・。
石垣の中山市長と話をして自衛隊の受け入れを要請、中山市長も理解。
青山氏「一億総活躍」と言えば補正でも来年の予算でものっかろうとするのと戦ってから、総理はこういう話を出すべき。
4.橋下市長 大阪W選挙「都構想への民意だ」
政治は本来は激しく言いあいながら見方を増やしていく必要がある。
敵ばかりを増やしてきた。いいこともしてきたが(国旗・国歌など)
大阪都構想をバージョンアップしてほしいというのはおかしい。
自民党が共産党と手を組んだというのは安倍さんも責任がある。
大阪の人は「共産党といっしょにやれるか」というのが本音。
「都構想」ではない。
吉村氏は基本的に橋下氏のもとで名を売った人である。
公明党がポイントになっている。
橋下氏に関してはいつもケンカになるのはいい加減にしてほしいという人も多い。
自民党は安倍総理が橋下氏と手を組んでいる、おかしなネジレである。
5.経団連が来年の春闘で賃上げの呼びかけを表明
企業はため込むだけでなく還元もしないといけない。
6.株価操作の疑いで村上ファンド元代表を強制捜査
「空売り」今、調査していて強制調査に発展していく可能性もあるが、東芝はトップの責任が追及されない、公正さを欠いている。
東京地検特捜部をやっつけて政治家は大喜び、警察も権力に弱い。
全部良い、全部悪い、というのはダメ。
経済金融関係の操作が最も大変。
7.アフガンの病院誤爆 米軍が「人為的ミス」によるものと発表
これはスティックという米軍の最前線で流行語になっている。
安全な米軍に出勤してきて誤爆をし赤ん坊も殺している。
米露も誤爆だらけ。特に無人機がそうである。
最低限のルールを無視している兵士がいる。
★ 以上、走り書きですが、正確にはどうぞyoutubeでお聴きください。
次は鍛冶俊樹氏の「軍事ジャーナル」を。
*米露はグルか?
今年2月にISIL(イスラム国)がヨルダン軍パイロットを焼殺する映像を公開したのを御記憶の方も多いだろう。このパイロットは米国製戦闘機F16に乗っていたのだが、ISILはこれを撃墜して捕虜にしたと主張、一方米軍は撃墜されたとは認めなかった。
戦闘機パイロットにとって撃墜されたというのは極めて不名誉なことである。また戦闘機の製造元にしてみれば性能への信頼を失いかねないので、撃墜されたと安易に認める訳にはいかないのである。
今回、トルコ軍のF16が露軍の戦闘機スホイ24を撃墜したが、先月11日にもトルコのF16がロシアのミグ29を撃墜したとの情報が流れた。ロシアが沈黙したので真偽は不明だが、仮に事実だとしてもロシアは認めない筈である。
ミグ29はロシアの誇る第4世代型戦闘機であり、これが米国製戦闘機に撃墜されたとなれば、ロシア軍の名誉に関わるばかりか、武器輸出にも大打撃になりかねない。被害者面をしていれば同情を集められる日本社会とは事情が違うのだ。
さて、このように見てくれば、今回、ロシアのプーチン大統領が「撃墜された」と大騒ぎするのが極めて異例だと分かるだろう。「パイロットの救出に向かった露軍のヘリもシリアの反体制派が発射した米国製ミサイルで撃墜された」と暴かれたため、隠しようもなくなったのだろう。
「第3次世界大戦の勃発」を懸念する向きもあるようだが、こんなにロシア製兵器の性能が悪くては世界大戦になど、なりようもない。米国にしてみれば米国製兵器の優秀さを宣伝してもらった訳だが、ロシアをなだめるオバマの顔が心なしか、にやけて見えた訳はそれだけではない。
フランス軍はテロ事件の結果、ロシア軍との連携強化で合意していたが、この事件で米仏関係を優先することが明確になった。オバマにしてみれば笑いが止まらないだろう。ロシアにいい事はないと思うだろうが、おっとどっこい!プーチンはこの事件を口実にシリアに防空兵器S400の配備を決めた。転んでもただでは起きない男である。
*
「南京大虐殺」の歴史捏造を正す国民大集会が明後日、都内で開かれる。筆者も登壇予定なので奮って参加されたい。
http://www.nankin-tadasukai.jp/
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
・・・トロイの木馬